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初恋  作者: 藍沢 咲良
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Hey jude 5



駅と予備校の2階は歩道橋で繋がっている。


歩道橋を渡りきり、講師室前を歩いていると講師室から出てきた一ノ瀬くんと目が合った。


「…一ノ瀬くん…?」


「矢崎さん…。」


「…えっと…質問とか、してたん?」


「ああ、わかんないとこあってさ。聞きに来たんだけど先生いなくてさ。…今日これから?」


「うん。今日は世界史。」



どちらともなく歩き出す。


「…合唱祭のやつさ。伴奏者が決まらないって沢田が嘆いてたよ。」


「伴奏…農上先生にやらないかって言われたよ。」


「やればいいじゃん」


「伴奏、練習中蚊帳の外でつまんないのよ。去年歌う側になったらそれはそれで楽しかったし。」


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