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初恋  作者: 藍沢 咲良
2/142

始まり 1





かったるい。





自己紹介なんて。


ずっと聞いてるとか拷問でしょ。





矢崎なんて名字、学校では損しかない。


最後の方の自己紹介なんて誰も聞いてないって。








そこそこの進学校であるこのS高。



地味な子か、頑張ってチャラついてるかのどちらかだ。



私は勿論、地味な方。


チャラつこうと思ったことが無い。



短過ぎるスカートは電車の痴漢の格好のターゲットだ。


エスカレーターの下段から露骨に覗かれるだけ。


覗かれたって嬉しくも何とも無い。


嫌悪感しかない。




美和も長いスカートは流石に格好悪い。


ダサいのは嫌だ。


それなりに短くしている。


髪は一度茶色に染めてみた。


痛んでしょうがない。枝毛だらけだ。



黒い髪の方がよっぽど落ち着く。


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