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初恋  作者: 藍沢 咲良
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風薫る 2

「こんにちはぁ」


挨拶をして弓道場に入る。


あー……。


やっぱりね…。


悪い予感って的中するよね…。



矢道の横を歩いてる辺りで射場の様子は見えてたけど…。


やっぱりか。



メンヘラカップルとその取り巻きしか弓道場にいないって何なのよ。



冷ややかな視線の中、道場に入る。


平田さん達、早く来て…。



メンヘラカップルの片割れ、藤田さんの取り巻きは相手に聞こえるように悪口を言うのがご趣味なようで。

今日もお元気そうだ。


私とは通常会話すらも成り立たない。

以前は成り立っていたのだけど。


メンヘラカップルが成立して以降おかしくなった。

メンヘラ彼氏の大村くんが有る事無い事吹き込むらしい。

害でしかない。




弓道にこだわりは大して無かった。

でも、奴らのせいで退部するという選択肢は美和には無かった。


物事を途中で投げ出すのが嫌いなのだ。

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