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初恋  作者: 藍沢 咲良
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二人の明日 6




ちょっと、落ち着け、私。


今日は水曜日。


明日テストを仕上げて、国語主任の江崎先生からOKを貰えればテスト準備は完了だ。


金曜夜は修学旅行の打ち上げがある。


部屋の掃除は今日と明日しか出来ない。


一人暮らしの部屋は大して散らかることは無い。


それでも、近所迷惑にならない程度にある程度掃除しておきたい。


美和は急いで掃除を始めた。


彼はこの部屋に来る…?


食材は?合流してから一緒にスーパーにでも行けばいい?


寝る時間だというのに、頭はフル回転だった。


やっと寝られる状態になったのは一ノ瀬との電話を終えて30分以上経ってからだった。


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