表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: 藍沢 咲良
12/142

日常 4

また来ている…。


通知はOFFにしてあるが、 LINEのアプリを全く使わないわけにはいかず、どうしても視界に入る。


羽田からのLINEだ。


どうしてもどうしても、美和は羽田に興味が持てない。


興味が持てないどころか、むしろ苦手なタイプだ。


今読んでしまったLINEもどうでも良い内容で。



メンタリストのお勧め動画とかどうでも良いし。興味無いし。熱く語られても…。



興味を持てない相手とのLINEは苦行でしかない。

内容も、やはり興味が持てないものばかり。


ここはリア充香織に泣きつくしかない。



"ねえ香織。どうしたらLINE収まるかなあ?"

すぐに既読が付いた。


"その人嫌なん?たまには相手してみたら?"


"内容がどうでも良すぎる上に、送ってくる人もどうでも良くってさ"


"送ってくる人もどうでも良いって笑"

"美和もなかなか鬼ね"


"好みじゃないもん"


"ああ、またLINE来たわ。見たくない…"


"LINE返さなきゃいいじゃん"


"…へ?"


"LINE返すからまた来るんじゃん"


"香織。香織様…。何て素敵な解決策"


"いや簡単過ぎるよね?"


"気付かんかったわ…"


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ