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初恋  作者: 藍沢 咲良
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雲の峰 10




「夜の見張りですが…私達の体力も温存しないといけないので、24時までとします。」


「いいんですか?」

遠藤先生が意外そうに言う。


「私の経験上、夜抜け出す奴らは24時以降は大人しくなる」

島津先生が柿ピーを頬張った。


「一階ロビーは僕が。男子フロア階段近くは宮城先生。島津先生は女子フロア階段近く。遠藤先生、安達先生、矢崎先生は手分けして女子の夜中のお喋り対策をしてください。」



「私、エレベーター前の椅子に毛布にくるまって張ってます。」



「でも遠藤先生、私達も体調を整えないと。明日は都内分散だし。」

主任が遠藤先生を宥める。


「この学年の子達はそこまで横着なことはしないから大丈夫だと思うよ。」

島津先生の一言で、打ち合わせはお開きとなった。

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