表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: 藍沢 咲良
116/142

雲の峰 8




3年担任女性チームはトゥモローランドテラスに陣取った。


美和はグリーンマンのまんじゅうらしきものを、安達先生はミッキーの形をしたハンバーガーを買って席に着いた。


遠藤先生はミッキーのナゲットを、島津先生はコーヒーを買ってきた。


「安達先生?ここで食べた後にもカフェ巡りするんだよね?」

遠藤先生の心配をよそに、美味しそうにハンバーガーにかぶり付く安達先生。


「幸せそうに食べますね…」

美和は安達先生の食欲に驚きつつまんじゅうを食べる。



「あれは…美姫と海斗かな…?」

コーヒーを啜っていた島津先生がテラスの外の男女を見つける。


2組の美姫と4組の海斗のカップルだ。


「グループ行動だっつのに」

遠藤先生が苦い顔だ。


「やるならわからんところでやってくれないと注意しないといかんじゃん。」


頭の固い考えが出てくると思いきや、案外柔らかい考えである。


「どうします?」


美和は島津先生の顔を見やる。


「…今はまだトラブってないっぽいから様子見ようか」


皆、同意見だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ