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初恋  作者: 藍沢 咲良
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雲の峰 4




「都内分散の待機場所ですが。候補地が、お台場、原宿、渋谷、浅草、新大久保、汐留、池袋…」

主任が生徒たちの分散先を読み上げる。


「主任。他はともかく、若者の街、原宿と渋谷で待機はしんどいです。」

遠藤先生が斬り込む。


「確かに」

皆、遠藤先生と同意見だ。


「恵比寿は?去年の3年は原宿渋谷の待機でガーデンプレイスでうろうろしてたって聞いたよ。」

島津先生が言う。


「ここのエビスビール記念館が気になるんすか?」

安達先生がスマホで既に調べているようだ。


「見学したら飲みたくなってそうですね」

美和もビールならエビスが好きだ。



「じゃあ、原宿渋谷待機場所は恵比寿で。」


「矢崎先生、私と恵比寿ぶらぶらしようよ。」


「いいですねぇ。」


「じゃあ、恵比寿は遠藤先生と矢崎先生で。僕と宮城先生はお台場で…」


「お台場って…ガンダムに会いに行くんですか?」

安達先生がにやにやしている。


「私と安達先生は新大久保にしようか。」

島津先生と安達先生は韓流仲間だ。


「韓流系のお店、行ってもいいっすか。」


「勿論。ファンには堪らんね。」


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