表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋  作者: 藍沢 咲良
111/142

雲の峰 3




19時、5分前。


…うん、無理だな。


美和は30分の間、漢字テストの採点だけで精一杯だった。


期末テストは空き時間にやるしかないな…。



「矢崎先生。私、そろそろ行くけど。」

隣の席の、島津先生が美和に声を掛けた。


「はい、行きます。」


学年会の場所は図書室だ。


各学年、学年会用の部屋は決まっている。


私達3年は毎回図書室だ。


図書室には安達先生、遠藤先生、宮城先生がもう座っていた。


学年会をする時はおやつか出前メニューを用意している。


今日の学年会のお供は遠藤先生持参のロイズのバトンクッキーだ。


「始めましょうか。」


主任が図書室に入ってきた。


「目指せ…20時ね。」


主任が20時と言う時は…大抵終わりは21時だ。


今日は昨日よりは早めに帰れそうだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ