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初恋  作者: 藍沢 咲良
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日常 2

「なあ木野。この時代の天皇って可哀想だよな」

「え?」

「こういう顔の人としか結婚できないとか俺、無理」

「ああ、ほぼおかめだよな」



美和が声のする方を見ると、一ノ瀬が金髪の木野と『あさきゆめみし』を読んでいた。


授業は寝るけど、やっぱ受験勉強はしてるのね。

そうだ、K塾の近くでばったり会ったっけ…。




「矢崎さんもこの問題集使ってんだ」


長髪パーマの山西が美和の机に置いたままの薄い問題集を手に取る。


「うん。薄い問題集ってハードル低くてやりやすいのよね。」


山西くんは派手だけど案外話しやすい。

お父さんが校長先生をやっているらしく、山西くん本人も話が上手いのだ。

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