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勇者と勇者の勇者たち  作者: 睦月山
第1章 嘘つき少女と最強の勇者と
3/53

2.セブニスの二十日(1)

■セブニスの二十日

 最悪だった。もうなんか、あの勇者はやっぱり嫌いだ。意味不明だ。けれど収穫はあったはあった。

 それについては以下に記載する。まず、二片の……



◇◇◇


 昨日は運が良かったのだとリギアは勘違いしていた。

 それはいつも通り仕事先に出かけた時のことだった。目抜き通りから一本外れた所にあるパン屋だ。ダロンとレーニという二人の老夫婦が営んでおり、その人柄を表したかのようなふわふわ柔らかなパンは評判が良い。勇者はそこに三日に一度ほどのペースで訪れて、仲間のためにパンを大量に買っていく。

 昨日――セブニスの十九日、勇者は来店したものの丁度リギアは出払っていた。レーニからパンに混ぜ込む豆を買うように言い付かっていたのだ。リギアが裏口から帰ってきた時、勇者は表扉から出ていくところ。なんと運が良いことか、と運命神の思わぬ良い導きに感謝したのだった。

 が、現在リギアは後悔していた。目先の嬉しさに囚われ、よく状況を見えていないとは諜報員としてあってはならないことだった。出ていく寸前にちらりと見えた勇者の弛緩しただらしのない表情や対応していたレーニの如何にも楽しんでいる声色。勇者がもう二、三日は来店しない、つまりは六日ばかり面と向かって顔を合わせないで良いということに小躍りしている前にそれらを推してはかるべきだった。手掛かりは眼前に並べられていたというのに……。


「リギアちゃん? あれ、おかしいねえ。喜んでくれると思っていたんだけど……」


 床に崩れ落ち、動かなくなったリギアをレーニは不思議そうに眺めた。今はその邪気のない言葉が辛い。


「うう……まさかレーニさんが共謀するとは思ってませんでしたよ……」

「謀ってなんていないわよぅ。いいじゃない、お城よ、勇者よ、みんなの憧れよ!」


 意外とミーハーらしいレーニが瞳を輝かせて言う。ぎゅっと握られた拳と皺の混じった笑窪は幼げで、レーニを少女のように見せた。

 四つん這いになったままリギアは顔を上げた。むっとして囗が尖ってしまっているのが自分でも分かった。


「あんな勇者のどこがいいんだか……」

「あら、マレリウスくん格好良いじゃない。ともかく了承しちゃったから、ね。お願いよ」


 バスケットを差し出され、拝まれてしまえば強く断わることができなくなった。リギアは言葉に詰まりながらも囗を動かす。


「いや、でも店番が……」

「いいの、いいの。今日は私がでるから。ねえいいでしょう、あなた!」

「……おう。行ってこい亅


 奥からの店主の一声もあり、逃げ道は完全に塞がった。項垂れるリギアを励ますようにレーニが肩を叩いた。


「せっかくなんだから楽しまないと。ほらミレギアおばさんの所にも届けにいくじゃない」


 それは気温が高かったり、体調が悪かったりして高齢なミレギアには外出が大変であったからだ。マレリウスは勇者。つまりは国内最強だ。比べるのはおかしいとリギアは思って、またムッとしてしまう。

 だがこれ以上駄々を捏ねる訳にもいかなかった。


「分かりました……」


 ため息混じりになってしまうのはどうしようもなかったけれど。



◇◇◇


 その半刻後リギアは馬車に揺られていた。目指すはエリアート城。目的はバスケットの中にあるレーニ特製のサンドイッチと憎しみのこもった挙を勇者にお届けするためであった。

 不敵な笑みとともに挙を握ったリギアに声が飛んでくる。


「リギアちゃーん、気分悪くなったら言っとくれー」

「はーい」


 ダロンのバン屋と同じ通りに店を構える八百屋の店主だった。王城に野菜を卸しており、丁度今日も届けに行くということだったので荷馬車の後ろに乗せてもらったのだ。

 荷台は決して座るところではないので揺れる車体によってお尻は何度も打ちつけられていたが、気持ちが悪くなかった。むしろ風が顔を撫でるたび、心のどこかが沸き立つような心地がした。


「おじさん、野菜にしては荷物が多いんですね」


 リギアは転がる木箱を一瞥して、八百屋に問いかけた。


「おう。他の店からも荷を預かってるからな。皆が馬車を持ってるわけじゃねーし、俺がまとめて持ってくのよ」

「へー。じゃあ私も幾らか渡した方がいいのかな?」


 まさか善意でやっているわけでもあるまい。リギアが当然のごとくそう尋ねると相手は苦笑した。


「金のことはぼかしたってのに……別にいいよ、リギアちゃんはお使いだしね」

「子ども扱いしないでください」


 八百屋はワハハッと豪快に笑って、馬を鞭で打つ。馬車の速度が途端に増し、八百屋に背を向けて座っていたリギアは前のめりになってしまった。慌てて手をつきながら、八百屋に叫ぶ。


「わたし、もう十六ですよ」

「まだ若ェよ。まだまだだ。俺より二十も歳下よ」

「おじさんも私も同じように年をとってくんだから差は縮まらないですよ。おじさんが六十になってもわたしは二十歳年下です」

「はんっ。そのくらいになったら若いって言われて喜ぶくせによぉ……」


 俺のかみさんはさあ……と愚痴とも惚気ともつかない話が始まった。少し耳傾けてみるも、もう二度ほど聞いた話だと分かったので、へえ、そうなんですか、わあ、の三本で応じ始める。話は微風のように右から左に通い抜け、神妙に頷いているように装いながらも視線は意味もなく駆ける景色へ撫でるように向いていた。

 だからふと話の矛先が自らに向けられたのに気づくのが遅れた。


「ってのが出会いなわけ。で、リギアちゃんはそこんとこどうなのよ」

「へえ……」

「へえってな……他人事みたいに。あちこちで噂になってんだぞ」

「わあ」

「どうなんだよ、あの色男と」

「そうですね……え、は?」


 顔を見合わせることは不可能だと分かっているのについ振り返ってしまった。


「えっと今なんの話してましたっけ?」

「何言っとんだ。そりゃあリギアちゃんの恋人のことだろ」

「はあ!?」


 リギアは思わず大声を上げた。

 誰だ?

 まず思ったのはそれだった。頭を車輪のごとく素早く回転させ、くるくる、くるくると……。


「あ」


 思いつきたくない人物が、頭に浮かんでしまった。

 意味が分からない。一体どこからそんな噂が出てきたのだろうか。

 わなわなと震える唇で何とか言葉を紡ぎ出した。


「な、なんですかそれ!」

「いやあ、あいつが『想い想われるなかってゆーか? もう挙で語りあっちやうレベルなんですよ』って言ってたぞ」

「あいつ……!」


 リギアの体が怒りで震えた。


「だがなんだ。その様子じゃあ懸想されてるってか。モテモテだなあ」


 微笑ましそうに八百屋は体を揺らしているが、当人のリギアにとってみれば迷惑極まりない行為だ。全く笑えない。嬉しくない。一生会いたくない。


「それにしてもあの色男を袖にすんなんて。ま、良い面してやがるから振られたこともねェだろうし、あいつにはいい経験だな」


 八百屋は年長者らしく、ふんふんと頷く。そこでようやくリギアは違和感を覚えた。あいつ、というぞんないな呼び方。八百屋の口ぶりはまるで……。


「まさかおじさん、あいつが誰だかわかってない?」

「んあ? 有名人なのかよ。どっかのせがれか?」


 リギアは唖然として物も言えなかった。しかしそういうものなのかもしれないと納得もする。公式に勇者を見ることができるのは建国記念のパレードや新年の祝賀式、戦への出撃時そして凱旋時などの限られた場合のみだ。年に片手で数えられるほどであろう。

 それにまさか平民が親しむ平凡なパン屋にかの勇者が訪れると誰が考えるだろうか。さらに勇者の溌剌とし、驕りなどない性格は王城の者とは思わせない。勇者自身も敬意を示され、遠まきに見られることを厭っているようにリギアは感じた。


「いえ、別に……」


 ならばリギアがその正体を呼号するのも野暮というものだ。今の、さながらぬるま湯染みた関係を勇者が望むというのなら否定する理由もなかった。


「そうかい? そういやリギアちゃんはどこにお使い? ダロンじいさんとこって王城に知り合いなんていたっけなぁ」


 リギアが言葉を濁らせたことを察しているのか、いないのか――よく分からない。この国にきてリギアは大人という生き物が案外色々なものに気がついていることを知った。愚蒙で脳天気で本当の隠し事にはまるで気が付いていないのに、ふとした仕草に韜晦させたはずのものを知らず知らずのうちに拾っていたりする。大人という存在から離れて育ったリギアにはそれが新鮮で驚いてしまうのだ。

 そんな思いにリギアはふっと口元を緩ませ、隠すこともないかと思い真実を口にする。


「勇者です」

「は?」

「『勇者』マレリウス=ディーン=ナフィストラに会いに行くんですよ」

「はあ!?」


 今度は八百屋が驚愕する番だった。思わず振り返ってしまったのか車体が右に左に大きく揺れた。


「お届け物、なんですけどね。うちってパン屋なんですけどね。それを…‥あっの野郎、配達サービスなんてないっていうのに……! 一体全体どうしてわたしがこんなこと! 良い面してるからってレーニさんを取り込んで! ああ、ムカムカするっ!」


 バンバンと太ももを叩いて叫ぶリギアの後ろ姿を囗をポカンと開いた八百屋が見つめ、慌てて視線を前に戻した。

 言っている意味は半分も理解できなかったが、この少女が意外に大物であることは分かった。




◇◇◇


 リギアに昼食を届けてほしい。


 マレリウスがレーニに頼み込んだのはそういうことだった。


 王都エリアートは王城を中心に円形に広がっている。さらに中心に行けば行くほど標高が高くなり、王城に行くにはなだらかな上り坂が続く。王城の屹立する塔からの眺めはさながらこの世の全てを治めたような気になってしまうほど素晴らしいものだ。

 そして今マレリウスは物見櫓の上で腕を組み、その眺望を睥睨していた。金髪がそよ風に揺れ、その立ち姿は勇者らしいほどに勇者だった。が、その表情は芸者のように百面相中で台無しだ。

 それを見上げていたマレリウス隊隊員の一人がポツリと言った。


「なーんか隊長、元気ないっていうか」


 その言葉に周り人々は大きく頷き、わらわらと集まり始める。たちまちちょっとした喧騒になった。


「かと思えばキョロキョロソワソワしてるし……」

「巡回中だったら絶対俺、声かけてるぜ」


 ちげーねーや、と快活な笑い声が上がった。

 王城に設けられた王国騎士団専用の鍛錬場でのことだった。

 水を飲んで疲れを癒しているのは二十前後の青年で、皆、薄手の服に汗を滲ませている。それもそのはず、朝の修練がたった今終わったばかりなのだ。


「にしてもホントどうしたんだろうな……今日ってレオン様か、王族の方々がいらっしゃる予定でもあるのか?」

「それとも抜き打ちテストか……。おい、ミクシュ! それかロイド! ちょっと声かけてこいよ!」


 そう呼ばれて振り返ったのは二人の青年――否少年だった。


「えー俺らッスか」

「ちょ、ちょっとロイド。先輩に向かってそんなこと言っちゃいけないんだよ」


 齢十四歳。街の衛兵隊の見習いをやっていたのだが、この度できた新しいマレリウス隊隊員に抜擢された将来有望な剣士だった。黒髪を尖らせているのがロイド。栗色のふわふわとした髪をもつのがミクシュロメイン、略してミクシュだ。二人は孤児院出身なので姓は持たなかった。

 ぶつくさと不平を溢すロイドをミクシュは引っ張り物見櫓に上った。梯子を上り切ると一迅の風が頼を打つ。見上げると幾らか青空が近くなった気がした。ミクシュはロイドが上がりきるのを待ち、それから隊長こと『勇者』マレリウス=ディーン=ナフィストラの背に声をかける。


「隊長何かありました?」

「うむ、王国騎士団第五隊マレリウス隊隊員のロイドくんとミクシュロメインくんではないか」


 いかにも作られた厳めしい表情でマレリウスは振り返った。ロイドとミクシュは肩を寄せ、こそこそと話を始める。


「おいおい。あの長ったらしいのなんとかなんないのか? 毎回じゃん」

「ロイド、そういうこと言わないんだよ。隊長は勝手気儘だし、奔放過ぎて今まで隊を任せてもらえなかったのにようやくマレリウス隊ができて嬉しくてたまらないんだよ。少しくらい多目に見よう? 遠足前夜の子どもみたいなものだよ」

「なるほどな……。隊長ってお子ちゃまなんスね」

「黙れチビッ子コンビ! いじめはいけないって……ととっ。オレ今急がしいんだった」


 相好を崩した勇者が慌てて物見櫓に飛びついた。目を凝らして見ているのはどうやら王城の玄関部分。一般人が用事のある時に訪れる南の小門だ。ここから見ると指先で摘まめるはどの大きさだが、あらゆる商人が商品を持って集まってくるので小門の中ではかなりの規模を誇る。


「何かあるんスか」


 ロイドが目を細めるが、とても視認できる距離にない。それはミクシュも同様だった。しかも身長が足りないのできちんと見えているのかすら危うい。マレリウスは可能だが、それは運命神ヤインが選んだ『勇者』だからこその成せる業である。

 ロイドは隔に常備されていた望遠鏡を覗き込み、拡大された世界を探る。


「なんか見えた?」

「んー?」


 横ではミクシュが足りない身長を埋めようとぴょんぴょん跳ねている。問いかけにロイドは眉間に皺を寄せて、答えにならない唸りで返す。


「馬車は何台かいるけど……あと守衛兵も。それぐらいだな」


 いつも通りの光景だ。

 ロイドは望遠鏡をあちこちに向け、さらに目的も分からない探索を続ける。その横でとうとう自分で見ることを諦めたらしいミクシュが直接マレリウスに問いかけた。


「何見てるんですか隊長。誰が来るんですか?」

「いいやまだ何だけどよ。ちょっと待ち人ってか……うお!」


 突然の寄声に少年二人は肩をびくつかせた。


「うお、お!」

「え、なになに? おかしくなったのかな?」

「え、あ、頭大丈夫っスか?」


 失礼極まりない言葉だが、マレリウスはそんなことを言ってられなかった。一台の荷馬車から待ち侘びていた人物――リギアが降りてくるのが見えたのだ。


「やっほいっ!」

「な、なんスか」

「ほら、今入ってきた荷馬車だよ。門のすぐ横のやつ」

「ああ、あれっスか……あれっスか……?」


 ロイドは頷きかけて固まった。捉えたのはどうみても三十を過ぎたであろう髭面の男だった。


「ロイド、何があるの?」

「……おっさんが見える」


 ミクシュも固まった。しかしすぐに動き出し、興奮の冷めないマレリウスに恐る恐る声をかけた。


「あの……隊長。その人ってどんな……」

「どんなって言われてもな」


 腕を組み、マレリウスは思案する。


「すげー、凶暴だぜ。こえーし、つれねーし。でも滅茶苦茶かわいい、いや美人系か……?」

「へ、ヘー」


 美人なおじさんというのは二人には全く思い浮かばなかった。


「でも名前すら呼んでくれないんだぜ。勇者、勇者って」

「好きなんですか……?」

「好き……? いや分かんねーな」


 これはアウトか、セーフか。分からないってなんだ。

 二人して頭を抱えそうになる。

 ともかく、


「成人したら遊郭街に連れてってくれるとか言ってたのに……。意外な裏切りっスね」

「だ、だめだよロイド。マイノリティは保護されるべき、なんだよ。軍隊って結構いるらしいし……だから、ね。いくら隊長が男好き……くくっ、でも……あはは! これは言いふらすしかないよねぇ」

「はあ!? お前ら、何言って」


 そこでマレリウスの顔が青ざめた。


「違ぇーよ!? 荷台の方から降りてきた女の子だって。ほら……」


 しかし、そこにはもうリギアはいなかった。

 二人は怪しいな、怪しいよね、と視線をぶつけた。


「ホントだからな。頼むからあいつにだけは変なこというなよ」


 勇者からの懇願にロイドとミクシュは満面の笑みで応えた。


「レオン様、次はいついらっしゃるんスかねー」

「大丈夫です、隊長。みんなが後ろ指指したとしても、僕だけは前から指さしてあげますから」

「チビッ子コンビってなかなかの腹黒だよな」


 マレリウスははあ、とため息と一緒に肩を落とした。ちらりと小門の方へ目をやるも当然、リギアはいなかった。あそこからこの訓練所まで少なくとも三十分はかかるだろうか。

 その間をソワソワもせずに待っていられるはずもなく、せめて体を動かしていた方が良さそうだ。


「よっと!」


 軽い掛け声とともに物見櫓からマレリウスは飛びおりた途中、櫓を蹴って速度を落とし、高さ六メートルほどの落下をへて、地面に下り立つ。


「おー」

「凄ぇよな」


 一方取り残された二人の少年は上からそれを見て、感嘆の声を上げた。普段の挙措からはとても想像できないが、マレリウスは強い。技量も身体的にも天と地以上の差があるのだ。そのことをふとした時に見せつけられる。

 木剣を片手に休憩中だった自分の部下へ勝負を挑む我らが隊長を眺めながら、二人は心地の良い微風を受けた。


「あの人って王城の尖塔からでも平気で飛び下りそうだよね」

「だろうよ。凄ぇよ。凄ぇ!」


 圧倒的な崖はあまりにも高いが、それが自分の隊長だと思うと誇らしくて仕方がなかった。

 いつかマレリウスが見ている世界を垣間見れたら……。

 ロイドはそんな願いを抱かずにはいられなかった。



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