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第2話 「僕の幼馴染のスペックが高いのは何かの間違いだ!」

なんとPVが100に達していました!!

正直そこまでいかないと思ってたんですけど嬉しいです!

 あれから、どうやら優衣も姉さんの一言からなんとか立ち直ったみたい。でも、顔は青ざめてて、小さい声で、


 「死ぬよ…絶対に明日生きてないよ…私の命もここまでなのかな…

せっかく、高校生になれたのに……」


 とか、悲壮感を醸し出しながら若干、涙目で言いながら部屋へ戻っていった…

間違ってはいないけどさ…今の姉さんが聞いたら落ち込むだろうなぁ……と、苦笑気味に僕も制服に着替えようと部屋へ戻っていった。


 着替えた僕は、今日、入学式の(さっきよりは、少し立ち直った)優衣と見送ってくれる姉さんと玄関へ


 「それじゃあ、行ってくるね。」

 「あぁ、2人とも車とかに気をつけて行くんだぞ。」

 「うん。それじゃあいってきます!」

 「行ってきま~す!」


 と、姉さんに言ってから僕たち2人は家を出た。


 因みに、これは僕だけが見てたんだけど、リビングを通った時、姉さんが上機嫌で料理本を見ながら真剣に悩んでいた……

胃薬、用意しておこうかな……無駄だと思うけど…


 そうだ!ここら辺で、学校の紹介でもしておこうかな?

 僕の通っている学校は、慶盟けいめい高等学校っていって、偏差値が高くて有名な学校みたいなんだけど、通って分かる事は、髪染めやピアス以外は、結構自由な学校で、

校風は、「学ぶ時は、真剣に学び、楽しむ時は、精一杯、楽しめ!」でなかなか良い学校なんだよね。


 制服は、シンプルで男子は、中に水色のワイシャツに紺色のブレザー、グレーのズボンを着用で、女子は、中に水色のブラウスに紺色のブレザー、緑を基調としたチェック柄のスカートという感じになっている。


 何で僕が、女子の制服まで知っているかというと目の前に優衣がいて、それを見て言っているからで決して、僕がいつも女子の制服を見ているわけではない……本当だからね!僕は変態じゃないからね!

と誰かに否定をしていると横から


 「どうしたの?お兄ちゃん。急に頭を振って?」

 「ちょっと、頭の中で否定してただけだよ。」

 「……?よく、分からないけど何時でも話、聞くからね?」


 急にいつもよりも優衣が優しくなって、励まされたんだけど……

 しかも、目が残念な子を見るような優しく温かい目で見てるんだけど…

 そんな目で見ないでぇぇぇぇぇ

 そんな目を向けるのはあいつだけでいいから!

 と、思っていると


 「おはよっす!悠人、優衣ちゃん」

 「おはよう。悠、優衣」

 「おはよう~。悠~、優衣ちゃん~」

 「おはよう!悠人、優衣」

 「おはよう。直、波美、真美。」

 「おはようございます!拓海さん、直弥さん、波美さん、真美さん。」

 「あぁ、おはよう。優衣ちゃん。でもって、悠人?俺の事、忘れてない?ねぇねぇ聞いてる?」

 「そういえば、今日って何するんだっけ?」

 「今日は、新1年生の入学式の後、新クラスでの自己紹介、学年集会くらいじゃないか?」

 「あぁ~そっか。ありがとう直弥。」

 「おい!そこの2人聞こえてるんだろ?俺、いるんだけど?」

 「いや、気にすんな。てか、今日のクラス替え、また皆と一緒になればいいな」

 「そうだね~。でも、そんな上手くいかないよね?」

 「そうだけどさ。まぁ、見てからのお楽しみだな」

 「だね~」

 「だぁぁぁぁ!いい加減にしろよ!お前ら絶対に聞こえてるんだろ!?優衣ちゃんは、挨拶返してくれたから嬉しかったけど、波美と真美は、何事もなかったかのように先に行くし、悠人と直弥に関しては、何度も目、合ってるのに無視しやがってイジメか!泣くぞ!」

 「落ち着け。バカ」

 「誰が、バカだ!」

 「いや、事実だろ。なぁ、皆?」

 「「「「うん」」」」

 「俺に……味方がいない………」


 紹介が遅れたけど今、話しているのが僕の幼馴染たちで、最初に話しかけて来て無視されてた(僕の八つ当たりだよ)のが幼馴染1号の


新川しんかわ 拓海たくみ


 運動神経抜群でスポーツ関係なら何でもこなす(特に得意なのがバスケでバスケ部に所属している)為、かなりモテるみたい。

でも、1つ重要な事があるんだけど。

それは、物凄くバカって事。大事なことなのでもう一度、物凄くバカ。大事なことなので2回言いました。


 次に2番目に話しかけてきたのが幼馴染2号の


杉本すぎもと 直弥なおや


 スポーツは、そこそこだけど学力優秀で、高校入試の時に全問正解を叩き出した。(因みに、悠人の姉である由梨と妹である優衣も全問正解している。)正直、化け物じゃない?そんなのありえます?(因みに悠人の以下略)

 でも、重度のオタクで欲しいものを惜しみなく買う為、何時も金欠状態になる。

 その度に家に来てご飯を食べてくんだよね。因みに直弥もかなりモテるみたい。


 最後に、双子の幼馴染3号、4号の


加宮かみや 波美なみ


加宮かみや 真美まみ


 姉が波美で妹が真美。髪型は、2人ともショートボブで、小さいころは、双子だから見分けられるように別々にしてたんだけど、高校に入ってから、変えたみたい。

 なんか、誰かの好みとか言ってたんだけど……誰だろう?

 でもって、この2人も能力が秀でているんだけど、何故かおっとりしている波美の方が運動神経よくて、活発な真美の方が学力高いんだよね。僕も最初、聞いた時は耳を疑ったよ。危うく、耳鼻科に行くとこだったし…


 まぁ、幼馴染の紹介はこれぐらいかな?

 てか、僕は誰に紹介してるんだろう?


 「おい、ボーっとして大丈夫か?悠人?」

 「ん?ごめん。ごめん。大丈夫だよ。じゃあ行こうか」


 いつの間にか周りに皆がいたんだけど、どうやらいきなり止まった僕を心配してくれてたみたい僕は、大丈夫だという事をアピールして、皆で学校への道を歩いて行ったんだけど……あれ?誰か忘れているような?


 「ところで、あのバカは置いていっていいのか?」


 直弥が後ろを指さして言ったから、僕は、後ろを振り返ってやっと違和感の正体に気づいた。


 そこには、未だに体育座りをしながら落ち込んでいる拓海がいた………

 そういや、落ち込んでたね。忘れててごめん。


読んでくださってありがとうございます!作者の青空です。

さてさて今回は自分の幼馴染たちの人数を元に考えて書いてみました。体験談はないんですが、次回あたりから少し入れてみようかなと思います。

次回の投稿は、6日か7日辺りになると思います。

また次も読んで頂けると幸いです。

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