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第1話 「姉が料理を作ると言ったのは何かの間違いだ!」

初投稿です

 春休みも終わり新しい学年になろうとしている朝、姉さんの一言によって高校2年生になるばかりの僕、青島あおしま 悠人ゆうとは現実逃避をしていた……


 朝、目覚ましと共に起きた僕は、キッチンへ行き、家族の為に朝食を作っていた。

 

 何故、僕が家族の為に朝食を作っているのかというと、父さんを除いて家族全員、料理が壊滅的だからだ。

 

 母さんは、料理をすると何故だか無味無臭という物を作るし、姉さんは、生死の境目を彷徨ってしまう物を作るし、妹に関しては、料理をするときになぜか料理器具の一つは爆発する。

 

 何を言ってんだこいつは?

 そんなの冗談だろ?

 頭がおかしいのか?


 と思い、笑う人もいると思うけど実際に経験しているから事実としか言いようがないんだよね。

 

 てか、おかしいでしょ!?

 

 母さんは、何で味見をして味も匂いもある事を確認しているのに無味無臭になるし。

 姉さんは、見た目も匂いも美味しそうなのが出来るのに死にかける事になる。何で殺人料理が出来るの!?料理をする時に何を混ぜているの?

 妹に至っては、何故包丁が爆発するの!?鍋が爆発したりするのは、何となく分かるけど包丁だよ!逆に爆発出来るとか凄いよ!


 それを目の当たりにした僕は、命の危機を感じた為に料理が上手く趣味でもある父さんに教えてもらった。その結果、料理をする事がハマって、今では、趣味になったけど。


 まあ、その事もあって父さんがいない時は、何時も僕が作っている。そんな事を思いながら手を動かしていると


 「おは…よぅ…お兄ちゃん…」

 「おはよう。優衣。まだ朝ご飯出来るまで、もう少し時間かかるから先に顔洗ってきなよ。」

 「うん…そうするぅ…」


 ふらふらと欠伸をしながら顔を洗いに行ったのは高校1年生になる妹、


青島あおしま 優衣ゆい

 

 若干、茶色っぽい黒髪のセミロングに兄の僕から見ても、可愛らしく整った顔立ちをしていて、学力優秀で人当たりが良く、中学時代の時は、ファンクラブまであるという美少女だが、朝が弱く、料理が壊滅的な妹である。


 「おはよう。悠。」

 「おはよう。姉さん。もうすぐで朝ご飯出来るから座って待ってて。」

 「分かった。楽しみに待っているとしよう。」


 と、朝の挨拶をしつつ、リビングの自分の椅子に座りながらコーヒーを飲んでいるのは、大学2年生になった姉、

 

青島あおしま 由梨ゆり

 

 綺麗な黒髪ロングで顔立ちは妹の可愛らしいというよりもクール系な感じで整っていて、成績優秀、スポーツ万能の完璧美女。その為、姉さんを慕う人が多く、こっちもファンクラブがあるみたい(その会員のほとんどが女子)だけど若干、天然で殺人料理を作る姉である。


 朝食を作り終えた僕は、朝食を運び姉さんと(少し目が覚めた)優衣と一緒にご飯を食べていた。その時、唐突に姉さんが

 

 「そうだ!何時も悠ばかりに料理を任せているからな。今日の夕飯は私が作ろうじゃないか!」


 と姉さんの一言に僕と優衣は、固まったが早々に立ち直った僕は

 

 「いやいや!大丈夫だから!料理は大好きだし!夕飯も何時も通り僕が作るから!」

 

 「いや、悠は高校2年生になり、これから進路の方向性を決めたり、友人と遊びに行ったりとやりたい事や大変な事もあるだろう?だからな、その分私が支えようではないか!」

 

 「いや、本当に大丈夫だから!それを言うなら姉さんも大学2年生なんだからやりたい事や大変な事があるでしょ?」

 「大丈夫さ。大学での取らないといけない単位は、全て取ったしサークルにも入っていないからな。それに、私のやりたい事は、悠の手伝いだからな!だから、安心して私に任せるがいい!」

 

 姉さんは非常にやる気で、それに僕の為を思っていた事に感動して姉さんを止める事はできなかった……


 あぁ、今のうちに遺書でも書いておこうかなぁ……


 因みに優衣は、僕たちがご飯を食べ終わっても箸を持ったまま固まっていた。


初めての執筆で変な所があるような作品を読んでいただきありがとうございます。作者の青空です。

この小説では時折、自分の体験したことを入れていきたいと思います。

さっそく、この1話目でも自分の体験したことをいれてみました!

それは、母親の無味無臭の所です。

昔、母にハンバーグを作ってもらったときになぜか無味無臭でした…

アニメやラノベの世界だけだと思っていましたが体験できて驚いた自分がいましたがふと何でできるのかが疑問に思ってましたね(笑)

さて、次の話はできるだけ早くあげようと思いますので次も読んでいただけると嬉しいです。ありがとうございました!

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