知らない人とは話さないように、すいません無理でした。
どうしよう、あきらかそっち系のヤバイ人だよ。宗教的な勧誘だよ絶対。今まで生きてきて遭遇したことない部類の人だ、対処法がわからない。攻略本はどこだ?
「あれ?聞こえなカッタデスカ?ならもう一度イイマスネ。」
嫌、聞こえてるから。ただ関わりたくないから喋ってないだけだから。他の皆もいきなりすぎて唖然としている。
「ア ナ タ ハ カ ミ ヲ シンジマスカ♪」
うるさいな、聞こえてるんだよ!いちいち間を空けてしゃべるなイラッとする!なんだよその顔は、信じてるでしょ神様信じてるでしょ仲間ですね私達見たいな顔。あー駄目だ、まともに相手しない方が身のためだ。神様もそうした方がいいと言っているだろう、多分。
「神様はいると思いますけど。」
ちょっと、何普通に答えてんの夏輝?!
「あっ、私も神様いると思います。」
春香までどうした?!
「確かにこの世界は広いですからね、そんな存在がいてもおかしくはないでしょうね。」
嫌、おかしいよ?!このおかしな状況に気づいて秋葉さん?!
「氷華はどう思う?」
春香さんや、そんなアシストパスはいらないよ。それはアシストではなくキラーパスだよ。
何そのお前も信じてるよなって顔は、僕達幼馴染みの考えることは一緒だよね?みたいなそんな期待した顔しても神様がいるなんて言わないからね絶対!
「そ、そうだね。いるんじゃないカナうん。」
はい、すいません無理でした。……この状況化で一人だけ神様なんていないなんて言えるほど僕は勇者ではない。(ヘタレだねぇ♪)うるせえよ!ってちょっと待った、今誰が言った?
「うん、君たち面白いね合格♪」
「えっと、何が?」
「私の世界への招待客にさ♪」
………………お巡りさーーーーん!!!!




