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手紙


 何も無い空に 指で手紙を書いたね



 誰も読む事が出来ないよ と言ったら


 何かに書いてしまったら 後に残ってしまうからと 君は言った



 それじゃ 誰にも伝わらない


 誰にも 読んで貰えない



 それでもいいの 誰かに宛てた手紙じゃないから



 じゃあ どうして手紙をかくの? と訊いたら



 溢れ出す想いを出しておかないと パンクしてしまうからと君は言ったね




 その心に在る想いとは どんなものだろう



 読んでみたい


 その心に触れてみたい


 そう言ったなら 君は笑って


 秘密と 言ったね




 いつに成ったら その心を見せてくれるの?


 いつに成ったら 僕を異性として見てくれるの?




 確かに君は お姉さんだけど



 僕は ずっと ずっと 君を想っているのに


 この気持ちは 全然 伝わらない




 そうだ 僕も書いてみよう



 この 溢れ出す言葉を君に読んで貰おう



 そしたら君は



 どんな顔を するのかな……












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