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こまかい詩集2

詩 命の期限が少なくなっても

作者: 仲仁へび



 命の期限が少なくなってくる


 少しずつ少なくなってくる


 だから もう 


 ほとんど そう


 長く生きられないと分かっているから


 できるだけ未練を残さずに行けたらと思う


 命の期限をのばす事はできない


 何かを差し出せばのばす事はできるかもしれないけれど


 差し出すべきものは 大切なものだと言われたから


 命の期限が尽きた後に


 生きていてほしい人達ばかりだったから


 命の期限が少なくなっていくとしても


 何も差し出さない事を決めたんだ


 命の残りが限られている


 もう何日も生きられない


 命が尽きる日が目前と迫っている


 もういくつもの夜を超えられない


 それが分かっていたとしても


 それがつきつけられていたとしても


 命の期限を増やそうとは思わない


 大切だと思う人達に


 命の期限が尽きた後も


 生きていてほしいと思うばかりだから



読了ありがとうございます。

ネタバレとかでうっかり自爆するのと、活動できない時間が多いとか、もろもろの事情があるため、感想の返信はできませんが、もらったら全て読ませてもらっています。

ありがとうございます。

執筆のはげみになったついでに、たまに有頂天にもなります。あと時々、小躍りもします(心の中で)。

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