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詩句歌集 これまで と いまから

血があったら なんで生きてるの?

血があったら なんで生きてるの?

と無邪気に聞く 声


その声 喉の震える様にも

脈々と生命は宿っていて



なんでなの?



という純粋なる興味に


とても

   感心しながら

一方で

   眉毛が下がった


私にもわからぬその問いは

まるで宇宙を駆ける彗星のようで



なんでなんだろう?



なかったらどうなるだろう

川が干上がるように

抜け出ていけば


何を失い


在る事で

何を得ているのだろう


自分のおへそを見下ろしてみても

透き通るわけなどなく

皮膚の下のその赤は見えない


無難に 脳に栄養を送っているんだよとだけ 答えた




ほんとの

    答え は




なんだっただろう




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― 新着の感想 ―
[一言] 星がくるくる回るように 水が雨になって川になって海に流れて雲になってまた雨になるように 季節が春夏秋冬回るように 命は生まれて誰かに食べられて死んで土に還ってまた新たな命を育むように 人の中…
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