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『妖瑞の血清』  作者: A31
妖瑞の血清 シナリオ本編 一階
4/17

ロビー

K「扉を開けるとあなた達はツンとした不思議な匂いを感じます。そこは広い室内でした。白を基調とした殺風景なロビーのような場所に見えるでしょう。特に意識をしなくてもぐるりと見渡せば、自分たちが開けたドア以外に4つの扉と、上に登る階段、そして部屋の真ん中に楕円形のカウンターのようなものがあるのが見えます」


※ボイラー室の開けた扉をみると赤く光ったあと「カードキーをかざしてください」と文字が出ます

※自動ロック式です。一度閉じたら開けることは出来ません



◎できること:周りの確認・カウンターに行く・部屋を開ける・階段を登る


○周りの確認

目星→有名ホテルのロビーのような広さがありますが、よく見る観葉植物の類や絨毯、ソファなどの家具はありません。冷たいツルツルとした床と白い壁、そしてドアはスチール製で統一されていますが、窓はみた感じひとつもないようです。自分たち以外に人の姿はありません。


匂いについて→

あなたはこの部屋に入ったときに感じたツンとした匂いについて、「消毒液アルコール、もしくは塩素系のような独特の匂い」であると感じます。

※技能→消毒液アルコール、もしくは塩素系のような独特の匂いとなにか別のなにかが混じった不思議な匂いであるとわかります。そしてそれは今までに嗅いだことのない匂いであると感じます。



※扉、階段、カウンターに技能判定など行った場合は近寄らないと詳細の情報は得られないとする


================================

○どこかに近づいて調べようとする


1 カウンター

部屋の真ん中にあるカウンターに近づいたあなたはそれが案内カウンターであることがわかりますが人の姿はありません。カウンターの上にはベルが置いてあります。

カウンターとベル以外なにもみつかりません


ベルを鳴らす→阿藤(アトウ)が階段を降りてきて現れる

K「ベルを鳴らすとチーンと音が響いたあと、元の静けさに戻りました。しばらくすると階段があるほうからコツコツとハイヒールのような足音が聞こえてきて、黒い長い髪の女性が現れました。

その女性はあなたたちのほうに歩いてくると、美しく一礼して話しかけてきます」

アトウ「こんにちは、私はアトウと申します。見学の方ですね」



2 階段

【聞き耳】→階段があるほうからコツコツとハイヒールのような足音が聞こえてきます


K「あなたたちが階段を登ろうとすると、階段の上のほうからコツコツとハイヒールのような足音が聞こえてきて、だんだんと近づいてきます。そしてあなたたちの目の前に黒い長い髪の女性が現れました。その女性は美しく一礼して話しかけてきます」


アトウ「こんにちは、私はアトウと申します。見学の方ですね」



3 部屋

【聞き耳】→階段があるほうからコツコツとハイヒールのような足音が聞こえてきます



K「あなたたちが部屋のドアをあけようとすると、階段の上のほうからコツコツとハイヒールのような足音が聞こえてきて、だんだんと近づいてきます。そしてあなたたちの目の前に黒い長い髪の女性が現れました。その女性はあなたたちのほうに歩いてくると、美しく一礼して話しかけてきます」


アトウ「こんにちは、私はアトウと申します。見学の方ですね」



====================


見学の方ですね→違います

アトウ「そうでしたか。まあせっかくですし、よければ見学していってください。こんな機会はめったにありませんよ」

※断る→

あなたたちが誘いを断ると女性は「そうですか、それは残念です」と微笑んだあとパチンと指を鳴らした気がしました。そこからあなた達全員の意識はふっと無くなり、二度と目をさますことはありませんでした。(エンド5:ロスト)


見学の方ですね→そうです/見学していってください→そうする

アトウ「では皆さんにはこの施設のマップをお渡しいたします。あまり見学者が来る機会は多くないので簡易的なもので恐縮ですが、これで道に迷うことはないでしょう。それからこの施設の部屋のほとんどは鍵がかかっています。皆さんが見学できるのは鍵がかかっていない部屋だけですのでご承知ください」


以下セリフメモ

・アトウに関する個人的な質問に対して

「案内に必要な情報とは思えませんのでお答えできかねます」


・答えにくい質問に対して

「申し訳ございませんが、私にはわかりかねます」


・地下で倒れていたんだけど

「地下……?なぜそのようなところに?あの場所にはなにも置いてありませんが……」


・家に帰りたい

「暫くは難しいと思います。それに見学してからでも遅くはないと思いますよ」


・この手の数字はなに?

「皆さんの身体のことを私が分かるはずもございません」


・ここは?何の施設なの?

「とあるものを研究している施設です。ご存知なくても仕方有りませんね。ご自身の目でご覧になるとよいですよ。この施設のマップをお渡しいたします。あまり見学者が来る機会は多くないので簡易的なもので恐縮ですが、このマップの③が研究展示室ですので」


・他に人は?

「この階でしたらカヤマさんでしょうか。ただし皆さんがご覧いただけるのは研究展示室のみですので彼の研究の邪魔はしないようにしてください」


・赤いカードについて

「ああ、拾ってくださったのですね。ありがとうございます。これは皆さんには必要のないものですので私が預かっておきますね」

※いつの間にか取られています


※【心理学】を振ってもニャルなので必ず失敗しますが、ダイスを振るフリはしてください

※アトウの手の甲にはなにも書かれていません

※アトウはなにももっていません



アトウ「では私は別の仕事がございますので一旦失礼いたします。見学が終わりましたら3階の施設長室にいらしてください」

K「そういってアトウは階段を登ってその場から居なくなりました」

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