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『妖瑞の血清』  作者: A31
妖瑞の血清 シナリオ本編 二階
11/17

⑨C(霊亀)の部屋(一般カードキー)

Ⅰ一般カードキーを持っていない

K「扉の横にはボイラー室の装置でみたようなカードをかざせる端末があり、青色に光りながら「使用中」という文字が出ました」

K「あなたがこの扉を開けようとすると鍵がかかっているようで開きませんでした」



Ⅱ一般カードキーを持っている

K「扉の横にはボイラー室の装置でみたようなカードをかざせる端末があり、青色に光りながら「使用中」という文字が出ました」


1 ノックする/声をかける→

K「あなたがノックしても/声をかけても反応はありませんでした」


2 開けようとする→

K「あなたがこの扉の横にある端末に一般カードキーをかざすと、ガチャンと鍵が空いたような音が鳴ります」


【聞き耳】何も音は聴こえません


K「扉を開けると、よじれるような鉄の匂いと、死臭に手で鼻を覆いたくなることでしょう。その部屋は石の壁で囲われており、部屋中に撒かれた赤黒い血液と、部屋の隅に積み重ねられた何かが目に飛び込んできます」

【1 or 1d2のSAN値チェック】



3 積み重なったものを見に行く

K「あなたが積み重なったものに近づいていくと、それは確実に人であると分かるでしょう。しかし内蔵が飛び出し、性別も判別できないほどに破損しているそれらは到底生きているとは思えずあなたはその光景と死臭によって吐き気を覚えます」

【1 or 1d3のSAN値チェック】

※積み重なった人は全てCの不適合者です。カメイの脅しのために見世物にされています



K「その裏で何かが動いた気がしたあなたは、20代くらいの女性がガタガタと震えているのを見つけるでしょう。明るい茶色に染められていたはずのボブヘアーが血の色に濡れ固まっています。全身から血の匂いを放っており、ブツブツとなにかを呟いています」


※女性に話しかけても反応はありません

【精神分析】→何かに怯えている様子で、この言葉は強制的に言わされていることだと分かります。そしてこの状態を変えることは出来ないと感じます。

※連れて行こうとしても抵抗します

※手の甲を見ると「C」と刻まれています


4 聞き耳で成功、もしくは耳を口元に近づける

K「あなたは女性が『完成します、成功します、完成します』とずっと繰り返して呟いていることを聞き取れるでしょう」



5 攻撃を仕掛ける

※少しでもカメイに危害を加える、傷をつけようとした場合同様になります

※呟きを止めようとした場合、無理やり連れて行こうとした場合同様になります

K「あなたが女性に○○すると、女性は『完成します、成功します』と呟きながら部屋の壁に自身の頭を打ち付け始めました。乾いた赤黒い壁に新たに血飛沫が飛び散るでしょう。女性は呟きながら自身の頭を打ち付けることをやめません。女性の額が割れ、脳みそが飛び散り、眼は飛び出して女性は絶命するでしょう。あなた達は人間が目の前で死んだことへの恐ろしさはもちろんですが、なにか別の膨大な恐怖に襲われます」


※止めようとしても女性のものとは思えない力で振りほどかれ女性が自傷を続けます

【SAN値チェック】判定なし強制減少※1d20



Ⅲ一度別れたあとで再度ドアをあけようとする

同じ状態でなにも変化はありません。

※カメイが死んでいる場合は当然死体がそこにあります


※解薬剤を飲ませる

あなたが女性の口に解薬剤を流し込むと、手の甲に書かれていたCという字がジワジワと消えていきます。

狂ったように呟いていた言葉も少しずつ治まり、女性は放心状態ではありますが、手を引き、この部屋から連れ出すことが出来そうです。

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