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星間乱舞!キャプテン・アストラの大英雄譚 銀河の黎明(ぎんがのれいめい)  作者: たむ


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第九十八章 漂流宇宙船!ドタバタ救援作戦

宇宙怪獣を退け、惑星を救ったノヴァ・リュミエール号。束の間の休息をとろうとした矢先、再び銀河警察から緊急要請が届く。航路上で巨大な輸送船が漂流しており、乗員の救助と貨物の保護を依頼されたのだ。暗闇に取り残された船を前に、クルーたちは笑いと混乱に満ちたドタバタ救援作戦に挑む――。

「漂流宇宙船……また僕たちが駆けつけるのか……」

操縦席に座るアストラは、疲れ切った声を漏らした。


「救助活動は急務よ。酸素と電力の残量が限界みたい」マリナが冷静に解析を続ける。

「でも、僕たちが行ったら絶対にドタバタになるだろ……」アストラは頭を抱えた。


リーナがセンサーで状況を報告。

「船体は半壊。通信も遮断されてるわ。中に入らないと生存者の有無は分からない」

「よし! 僕の光源で船内を照らして捜索だ!」カイが胸を張る。

「いや、爆発じゃなくてちゃんと照明用にしてね!」アストラが慌てて釘を刺す。


やがて、漆黒の虚空に取り残された巨大輸送船が姿を現す。船体の一部が破壊され、無数の貨物コンテナが宇宙に漂っていた。

「ぎゃあぁ! まるで幽霊船だ!」アストラは背筋を凍らせる。

「幽霊じゃなくて遭難者よ」マリナがため息をついた。


ノヴァ・リュミエール号はドッキングを開始。船内に突入すると、電力喪失で真っ暗な通路が続いていた。

「わぁ……ホラー映画の導入だよこれ……」アストラは震えながら進む。

「大丈夫。僕の光源で明るく照らしてやる!」カイが起動スイッチを押すと――。


「ぎゃあぁぁ! まぶしすぎて目が開けられない!」

「光量調整を間違えたのね……」リーナが呆れる。


仕切り直して光源を適切に設定すると、住民たちが貨物区画に避難しているのを発見。

「助かった……!」

弱った声で感謝する人々を前に、アストラたちは胸を撫で下ろした。


しかし問題はここからだった。貨物コンテナの一部が漂流し、救助の妨げになっている。さらに、船体が徐々にブラックホールの重力圏へ近づいていたのだ。

「ぎゃあぁぁ! なんでまたブラックホールなんだ!」アストラが絶叫。

「時間がないわ、貨物を回収して脱出するしかない!」マリナが即断する。


カイが光源で貨物の位置を示し、リーナが牽引装置を制御。アストラは必死に操縦してコンテナを回収するが――。

「うわぁぁぁ! 逆に僕らが引っ張られてる!」

「トラクタービームの出力を下げて!」リーナが慌てて調整する。


ようやく貨物と住民を回収し、船体をブラックホールの引力から離脱させる。だが、最後にアストラが思わず叫んだ。

「まだ僕の心がブラックホールに吸い込まれそうだ……」

「心まで吸い込まれないでよ」マリナが苦笑する。


救援作戦は大混乱の末、無事に成功した。住民たちは安堵の涙を流し、ノヴァ・リュミエール号のクルーたちは達成感と疲労でその場にへたり込んだ。


「ふぅ……ドタバタ救援作戦、成功だな……」アストラが天井を見上げて呟く。

「でも、次もどうせドタバタになるのよね」マリナが微笑む。

「僕の光源、今回も大活躍!」カイは誇らしげ。

「いや、目潰し光線にしか見えなかったけどな!」アストラがぼやいた。


こうして、漂流宇宙船でのドタバタ救援作戦は幕を閉じた。

だがノヴァ・リュミエール号に休息はない。銀河のどこかで、また新たな事件が待ち受けているのだった。

漂流宇宙船でのドタバタ救援作戦を成功させたアストラたち。危機の中で発揮された光源誘導と連携プレーが、またもや笑いと混乱を巻き起こした。

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