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星間乱舞!キャプテン・アストラの大英雄譚 銀河の黎明(ぎんがのれいめい)  作者: たむ


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第百二十九章 艦内レクリエーション!トランプ大会で大混乱

長旅の合間に、ちょっとした気分転換を――。

そう言い出したのはマリナだった。

提案されたのは「トランプ大会」。

だが、ただのレクリエーションで済むはずもないノヴァ・リュミエール号。

勝負の行方はもちろん、クルーの個性爆発で食堂は嵐のような騒ぎに巻き込まれる!

◆トランプ大会、始動!


「艦内でこうして遊ぶのも悪くないな」アストラは笑顔でカードを切る。

「やったー! 僕、絶対勝つからね!」カイはやる気満々。

「……私も参加する」リーナは静かに席についた。

「運も戦略も試される……面白そうね」マリナは微笑む。


そして、ちゃっかりプクルも隅にちょこんと座り、なぜかカードを握っている。

「ぎゃあぁぁ! なんでプクルまで参戦!?」アストラは頭を抱えた。


◆最初の勝負は「ババ抜き」


カードが配られると同時に、カイが大声を上げた。

「よーし! 僕の手札は最強だ!」

「……声に出す時点で情報漏洩」リーナが淡々と指摘する。

「ぎゃあぁぁ! カイの手札がバレバレぇぇ!」アストラは胃痛を訴える。


一方、プクルは器用にカードを操り、するすると他人の手札を引いていく。

「ぷくるる!」

「えっ!? プクルが引いたのってババじゃない!?」カイが驚愕。

次の瞬間、プクルはカードをぽいっと床に投げ捨てた。

「ぎゃあぁぁ! 反則だぁぁ!」アストラは叫ぶ。


◆続いて「七並べ」


「これは頭脳戦よ」マリナが冷静にカードを並べ始める。

「ふっ、得意分野だな」アストラも自信満々。

だが、カイが序盤から場を止めてしまう。

「ほら! 僕、これ置いちゃったからもう動けない!」

「ぎゃあぁぁ! なぜそんなところで止める!?」

場は完全に膠着。


そこにリーナがさらりと置いた一枚。

「……解除」

「リーナ、救世主だ!」アストラが歓喜。


しかし――プクルがいきなり全カードをテーブルにばらまいた。

「ぷくるる!」

「ぎゃあぁぁ! 試合崩壊ぃぃ!」


◆最終戦「大富豪」


「ここで決着をつけるわよ」マリナの声に全員が頷く。

ゲーム開始直後、リーナが冷静に革命を仕掛ける。

「……これで形勢逆転」

「えぇぇぇ!?」カイが悲鳴を上げる。

アストラは必死に食らいつくが、手札が残り2枚になった瞬間――。


「ぷくるる!」

プクルが横からアストラの手札を盗み、見事に出してしまった。

「ぎゃあぁぁ! 俺の勝ち筋がぁぁ!」アストラは崩れ落ちる。

結果、勝者はまさかのプクル。


◆大会の余韻


「ぷくるる!」勝ち誇ったように胸を張るプクル。

「くっ……負けた……!」アストラは膝を抱えて落ち込む。

「すごいよ、プクル!」カイは大笑い。

「……ルール違反だらけだったけどね」マリナは冷静にまとめた。


食堂には笑い声が響き渡り、疲れた心が少し和らいでいった。

たとえ勝負の結果が理不尽でも、こうした時間こそが、彼らにとってはかけがえのない宝物だった。

艦内で行われたトランプ大会は、予想通りドタバタの大混乱。

真剣勝負のはずが、最終的に勝ったのはプクルというオチ。

それでもクルー全員が笑顔になれたのだから、意味はあったのだろう。

次回は、ゲームの後始末がさらなる騒動を呼ぶ……!?

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