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オトの世界
聴覚に優れた者
ガタンガタン、ゴトン。
『電車の音が聴こえる』
ザァアアアッ。
『葉の揺れる音が聴こえる』
チリ…ン♪
『どこかの家の風鈴の音が聴こえる』
見渡す限り田園の中にひっそりと佇む緑屋根の家。
小さなその家には日々、穏やかな自然の音だけが響いている。
今日も少女は窓辺で微笑みながら聴いている。
視覚異常者である少女の目には、何も映らない。
肩に掛かる真っ直ぐな黒髪とくすんだ淡い緑の瞳。
この世界の1人目の舞台役者。
少女の名前は『オト』。
聴覚に優れた者
ガタンガタン、ゴトン。
『電車の音が聴こえる』
ザァアアアッ。
『葉の揺れる音が聴こえる』
チリ…ン♪
『どこかの家の風鈴の音が聴こえる』
見渡す限り田園の中にひっそりと佇む緑屋根の家。
小さなその家には日々、穏やかな自然の音だけが響いている。
今日も少女は窓辺で微笑みながら聴いている。
視覚異常者である少女の目には、何も映らない。
肩に掛かる真っ直ぐな黒髪とくすんだ淡い緑の瞳。
この世界の1人目の舞台役者。
少女の名前は『オト』。
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