三話
おかしい部分があるかもです。
夢にあったときとっさに距離を取るような言い方になった。
元々、距離ができてはいたが昨日の放課後のことを思えば当然なんだろう。
教室に入っても基本的に一人なので特別誰かが話しかけてくることはない。
ホームルームギリギリに教室についたが担任はまだ来ていなかったため、SNSでいろいろな人の絵を見ながら時間を潰していた。
勉強は嫌いなため基本授業は聞いていない。
おかげさまでテストの順位は下から数えたほうが早い。
そんな状況で課題も提出していないとなると先生に怒られるのは当たり前か・・・
授業中は基本的に絵を描いている。
自分のしたいことで生きていくためにはその他のことはなくてもいいと思っている。
先生には色々言われるが一般常識があればいきていけるだろう。
今日も絵を描いていると昼休みになった。
昼食は購買でパンを買って食べている。
いつもどうり階段を下りて購買へ向かう。
その時保健室に入っていく夢が見えた。
体調でもよくないのだろう。
そう思いながら購買へ向かった。
いつもどおりパンを買って屋上へと向かう。
正確には屋上へ続く階段へ向かう。
この学校は屋上は立ち入り禁止でしっかり施錠されているため外には出れない。
アニメや漫画のような青春ラブコメは過ごせないだろう。
これが現実である。
しかし、屋上へと続く階段はボッチにとってはとても貴重な場所である。
誰にも邪魔されない静かな空間。
そこで昼は過ごす。
午後の授業が始まったが午前とやることは変わらない。
ひたすら放課後になるまで時間を潰す。
待ちに待った放課後
帰宅の準備をしてにすぐに教室を出て、下駄箱へ向かう。
しかし、そこで担任に声をかけられた。
「今日中に課題を出して帰れ」
そう言われたことで居残り確定。
さすがの担任も少し怒っている様子だったためここは従っておいた。
課題も特別難しくないため20分程度で済み解放された。
特に何もなく自宅へ向かい、目の前まで来て声をかけられた。
「ねぇ。松井君ちょっといいかな?」
振り返ると夢の友人たちがいた。
「・・・えっと、なにかな??」
正直、話しかけられたくない人たちだ。
僕とは生きている世界が違う。かかわることもないと思っていた。
そんな僕に用事もマイだろうに・・・。
「夢のことで聞きたいことあるんだけどいいかな?なんか今日元気ないみたいだったから。」
「一条さんとは最近話してないから何も知らないよ。僕に聞くより本人や君たちの方がわかるんじゃないかな?」
僕は嘘偽りなく話す。本当に何も知らない。
朝あってぶつかったぐらいだ。
そんなことを思っていると
「一条さん??中学の時は名前呼びしてなかったっけ?」
どうやらこの人たちは中学が同じっだたらしい。
自分の記憶力のなさがすごいことに驚くぐらいだ。
「そうだったけど僕たちは高校生になったし、最近じゃ話すこともなくなったから。お互いにこの方がいいとを持ったからだよ。」
昨日の放課後の話は一切せずに感じたことを言った。
そうすると二人は呆れた様にため息を出す。
「夢もだけど君も大分重症だね。これじゃ終わっちゃうよ?」
そんなことを言われても僕には意味が分からない。
ここはもう終わらせよう。
「今の意味は分からないけどもういいかな?最近話してないのは事実だし、理由も知らないよ。じゃあ。」
といい僕は家の中に入っていく。
後ろからは何か聞こえた気がしたけど気のせいだ・・・
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