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#125 追撃戦

「抜錨!駆逐艦0001号艦、発進!」

「機関出力上昇!抜錨!0001号艦、発進します!」


 いろいろとあったが、1か月でどうにか、第8艦隊の改修作業は終わった。

 なお、オオシマ艦長はこの1か月間、ハチオウジで親子水入らずの日々を過ごせたようだ。短くはあるが、充実した帰省ができたと先ほど、僕に話していた。

 急遽決まった地球(アース)001への帰還だったが、当初の予定通り、地球(アース)1010へ向けて発進する。まずは火星軌道まで向かい、そこで500隻は合流することになっている。


 ところで、我が艦隊には今回、陸戦隊員が大幅に増員された。正確には、駆逐艦0001から0100号艦までの100隻に、人型重機を2機づつ載せることとなったからだ。

 あの補充員募集にも、陸戦隊員が大勢、募集してきた。どうやら我が艦隊ならば、陸戦隊の活躍する機会がありそうだと思われてる節があるらしい。確かに、戦隊長の艦艇には特殊砲が備えられており、その装備のために小さくなった格納庫に収まる人型重機を、哨戒機の代わりに配備している。だから、他の艦隊と比べて、陸戦隊員の割合が高い。それが先のような「誤解」につながっているのだろう。

 それならば、ということで、陸戦隊を大幅に増員し、ヴァルモーテン少尉の近接戦闘構想に備えることとした。0001から0100号艦の内、すでに人型重機を備えた10隻を除く90隻の通常砲艦で、2機の哨戒機の1機を降ろして、代わりに人型重機を2機と、陸戦隊員を乗せることとした。

 なお、陸戦隊の指揮は、ワン大佐に任せることになった。過去に陸戦隊員の経験があり、それなりの成果を上げてきたらしいので、その経歴を活かしての任命だ。なお、ワン大佐の近接戦闘指揮の負荷が高くなった場合、この100隻の指揮はワン大佐の代わりに、オオシマ艦長が取ることとなる。


 さて、その自身の近接戦闘構想を提案し、どうにか実戦化に漕ぎ着けたヴァルモーテン少尉は、なんだか妙なことになっている。

 金髪の、ちっこい士官であることには変わりないが、いつの間にか、眼鏡をかけるようになった。眼鏡なんかかけてたか?と尋ねると、どうやら伊達メガネらしい。戦闘指揮を取るものとして、相応しい格好を追求した結果だという。

 さらに、その手にはマイセンの白陶器を抱えている。白地に青い染料で描かれた絵柄の辺りを撫でながら、高さ800メートルの「テレビ塔」の方をただじっと見つめている。これも、戦闘指揮者らしい姿を追求しての結果だという。

 いろいろおかしいところがあるが、僕としては、実績さえ上げてくれればそれでいい。また、このおかしな姿は、それ自身がグエン少尉の警戒心を和らげてくれる結果となってくれる気がする。こんなおかしなやつに、ジラティワット少佐が興味を持つはずがない、そういう安心感だ。


「おい、なんだってヴァルモーテンのやつ、眼鏡かけて花瓶なんか抱えているんだ?」


 部屋に戻ると、レティシアが僕に尋ねてきた。


「僕も聞いたんだが、本人曰く、どうやらあれが作戦参謀らしい格好だと思ってるようだぞ」

「はぁ!?カズキには眼鏡も花瓶もねえぞ?何考えてるんだ、あいつは!」

「と、いわれてもな……どうしてそんな結論に達したのかは、僕にも分からん」

「そういえばカズキ殿、ヴァルモーテン殿はその花瓶を私の前に置き、指で弾いた後に『いい音色でしょう?』などと言ってきたのだが……どういう意味があるのか?」

「さあな……もう何を考えているんだか」


 どうやら少尉の指揮官イメージには、何かいろいろな知識が混じっているらしいことは想像できる。ともかく、僕は結果さえ出してくれればいいわけで、姿格好には文句は言わない。

 それよりもだ、この駆逐艦の僕の部屋には今、3人でいる。このところずっと3人で過ごしてきたが、ホテルとは違い、ここは狭い。が、レティシアはお構いなしだ。3人で寝ようと言い出す始末。おかげで、ベッドが狭い。


 そんな些細な悩みを抱える僕を乗せたこの0001号艦は、火星軌道上に達し、500隻と合流する。


「あと5時間で、地球(アース)ゼロへのワープポイントに到達します」

「了解、では、地球(アース)1010にはどれくらいで到着するのか?」

「順調に行けば、艦隊標準時、翌0200に到着予定です」


 両方の頬を赤く腫らした僕の顔を、怪訝な表情でチラ見する艦長が、僕に航海予定を報告する。ジラティワット少佐も、呆れた顔でこっちを見ている。

 ところで、レティシアはバックハグが苦手だが、リーナは逆に、正面からのハグに弱い。騎士としての経験が長いせいか、正面からの襲撃に身体が反射的に動いてしまうようだ。で、その特性ゆえに2人から食らってしまったビンタが、僕のこの両頬を赤く腫らしている原因だ。


 そういえばグエン少尉のやつ、この頬を見ても、いつものように罵らなくなったな。さっき、エレベーターですれ違った時には「3人目は顎の下か……」などと穏やかならざることを呟いていたな。どういう意味だ?

 グエン少尉は、ヴァルモーテン少尉がジラティワット少佐のそばにいるのをずっと気にしている。少佐にはその気がないとはいえ、自分よりも若い女性士官が恋人の同僚としていることに、危機感を覚えずにはいられないらしい。

 おい、まさか3人目とは、今僕の横で花瓶を抱えているこのおかしな幕僚のことを言っているのではないだろうな。冗談じゃないぞ。


 ダニエラは、相変わらずタナベ大尉の横で、鏡を見つめたままニコニコと微笑んでいる。時々、喧嘩しているこの2人だが、基本的には仲が良い。この一か月間は、ずっとハカタで過ごしていたようだ。

 ザハラーは、ドーソンの故郷でステーキ三昧だったと聞くし、カテリーナはナイン大尉とアンコールワット食べ歩きツアーを敢行したという。アンコールワットって、そういう場所だったか?なお、デネット大尉はマリカ中尉と、故郷のテキサスでベッタリだったと言ってたな。それはいいのだが、そういえばマリカ中尉、地球(アース)1019の謎解きの件、ちゃんとこなしているのだろうな?

 ミズキは、エルナンデス大佐と共に、オオス周辺にいたようだが、僕を避けていたようで、一度も会わなかった。レティシアによれば、2人でお買い物三昧の日々を過ごしていたと、メールで知らせてきたという。

 フタバとバルサム殿は、先に地球(アース)1010へと帰った。なんでも、新婚旅行をするそうだ。で、昨日のメールには、ピラミッド……じゃない、カビラッドを背景に2人並んで撮った写真を送ってきた。つまり、サンレードにいるらしい。相変わらず、飛び回る癖は治っていないようだ。


 で、肝心の第8艦隊の機関部改修作業だが、滞りなく終えられた。だからこその出発となったわけだが、もしかするとこれで、レティシアの出番がなくなるかもしれない。そう思うと、ちょっと複雑な気分だな。

 火星軌道で合流した第8艦隊、駆逐艦500隻、戦艦1隻、軍民合わせて約7万人のこの艦隊は、一路、地球(アース)1010へと向かう。


 合流後、5時間ほどかけて、我々は地球(アース)ゼロに到達する。その宙域には、これといって目立つ天体はなし。赤色矮星が一つ、ポツンと輝いている、そんな場所だ。

 だが、そんな場所に興奮を覚える人物が一人、ここにいる。


「こ、ここはかつて、原生人類がいたとされる宙域、地球(アース)ゼロなのですね!なんと神々しい宙域なのでしょう……」


 今は花瓶に代わって、平蜘蛛を抱えたヴァルモーテン少尉が、窓際で真っ暗な星空を仰ぎながら目を輝かせて感涙している。が、別に感動するような場所ではない。ごく普通の、銀河系の一角だ。

 が、その一見、何もないこの場所には、とんでもない(ゲート)が4つ、存在する。

 それが、地球(アース)001、1010近くの白色矮星域、地球(アース)760、そして異銀河、いや、もしかしたら異なる宇宙かもしれない場所へとつながる(ゲート)

 なぜ、こんなものがここに作られたのか?誰が、なんの目的でそこに作ったのか?今のところ、それを知る手がかりはない。ただ我々は、その遺産をこうして利用させてもらっている。

 その遺産の一つに、突入しつつある。我が艦隊が目指すは、地球(アース)1010だ。


「白色矮星域へのワームホール帯まで、あと2分!」

「ワープ後の接敵に備え!砲撃科、砲撃戦用意!」


 かつては3日かかった地球(アース)1010までの道のりが、僅か1日にまで短縮された。これは、地球(アース)760までの道のりも同様である。あちらに至っては、3か月が1日の道のりにまで変化した。圧倒的過ぎる。

 そういえばレティシアは、まだ一度も母親の故郷である地球(アース)760に出向いたことがない。機会があれば、行ってみようか。

 などと考えているうちに、我々は(ゲート)に到達する。


(ゲート)突入!超空間ドライブ作動!」

「超空間ドライブ作動!ワープ開始!」


 掛け声と同時に、(ゲート)に突入する。眼前の艦艇に続き、0001号艦も突入する。

 お馴染みの、真っ暗な空間に入る。が、ものの2、3秒で、その超空間を抜ける。

 しかし、この僅か2、3秒の内に、我々は7000光年もの距離を飛び越える。実に、不思議な感覚だ。しかもこの長距離ワープを実現するワームホール帯は、誰かが作ったものだということまでは、分かっている。

 そして、ワームホール帯を抜け、通常空間へと戻った。


「ワープ、完了!」

「レーダーに感なし!敵影、確認できず!」

「よし、砲撃戦、用具納め!」


 砲撃戦への警戒解除が解かれる。さすがに、この宙域には敵はいない。我々は、地球(アース)1010へ向けて航行を続ける。


「しかし、敵が現れませんね」


 我が艦隊において周辺の宙域が平穏無事であることは、何者にも代え難い最上の状態であるというのに、それを残念がる奴がいる。


「ヴァルモーテン少尉。まるで戦闘が起こることを期待していたかのような発言に聞こえるが?」

「小官はまだ、直接戦闘を経験しておりません。この第8艦隊は、まるでノブナガ公かナポレオン皇帝のごとく、戦闘を引き寄せると聞いておりましたので、てっきりすぐにでも敵の艦隊が現れるものかと思っておりました」

「いや……そんなわけがないだろう」


 第8艦隊は、敵を引き寄せる磁石か何かか?いや、これはもしかして、僕に向かって言っているのか?そんなに好戦的に見えるのかなぁ、僕は。

 これでも僕は、どちらかといえば厭戦側の人間だ。戦いなんて、ない方がいい。だからこそ、強力な武器で敵に戦闘を諦めさせようと、決戦兵器構想なるものを作り上げた。

 しかし、僕はこの時、ほんのちょっとだけヴァルモーテン少尉の言葉に引っかかりを感じていた。おそらく僕は、その言葉通りのことが起きるのではないかと、懸念してしまったのではないか?そして僕がそういう思考に走ると、なぜかフラグが立つ。

 そしてそのフラグは、直後に回収されてしまう。


「見えます!敵の艦隊、およそ100隻ほど!」


 ダニエラが叫んだのは、ヴァルモーテン少尉の「残念発言」から10分ほど経った時のことだ。タナベ大尉が続く。


「指向性レーダー、照射開始!」


 レーダーにかからず、ダニエラにだけ見える。このパターン、あまりに久しぶりすぎてすっかりその感覚を忘れていた。間違いない、敵はあれを使っている。そう、「ニンジャ」だ。


「レーダーに感!0時方向、艦影多数、およそ100隻!距離120万キロ!」

「光学観測は!?」

「はっ!光学観測、艦色視認、赤褐色!連盟艦隊です!」


 なんという偶然か、連盟艦隊を発見する。それにしても、数多くの哨戒網を抜けてよくここまで辿り着いたものだ。もっとも、次のワープポイントを抜ければ、その出入り口にあるレーダー基地に捕捉されたであろうが。


「全艦に伝達!戦闘配備!」

「了解!全艦、戦闘配備!」


 すぐにジラティワット少佐が動く。ヴァルモーテン少尉が、手に持った偽物の平蜘蛛を傍に置くと、すぐに暗号電文を打ち始める。


「提督、いかがいたしましょう!?」

「敵を追っ払う。全艦で行く手に割り込み、全力で阻止せよ」

「ですが提督、敵はおそらくまだ、こちらを発見しておりません。このまま隠密行動で接近し、奇襲をかけるという手もありますが」

「無意味だ。とにかく、敵を圧倒し、撤退に追い込む。それを最優先とする」

「はっ!」


 僕の指示を、すぐに文書化するジラティワット少佐。それを全艦に伝え、さらにヴァルモーテン少尉に、全艦、全速前進を命じる文を伝えさせる。


「両舷前進いっぱい!全速前進!」

「両舷前進いっぱーい!」


 艦長と航海長の号令と復唱とが続く。直後、この艦の機関が唸りを上げる。重苦しい音と、ビリビリと響く床の振動が伝わってくる。


「おい!何があった!?」


 しばらくすると、リーナが艦橋に飛び込んでくる。別にお呼びではないんだが……


「敵艦隊を発見した。今、追撃中だ。リーナは食堂で待機して……」

「何をいうか!我も武人なれば、戦闘の行方を見守らねばならぬ!」

「いや、リーナの仕事では……」

「たとえ役に立たぬとも、兵を鼓舞し、士気を高めることは、上に立つものの倣いである!」

「さすがは皇女様!このヴァルモーテン少尉、感服いたしました!」


 なんだろうな。別に皇女様が旗艦の艦橋に立ったからと言って、艦隊兵士の士気が上がるというものでもないんだけど。たった一人を除いては。


「敵艦隊、『ニンジャ』を一斉に解除!全速離脱を開始!」

「そのまま追撃する!敵艦隊までの距離は!?」

「はっ!およそ50万キロ!」

「射程内に入り次第、砲撃を開始する!敵を地球(アース)1010に近づけるな!」


 僕の命令を、電文で伝える役目はヴァルモーテン少尉が担う。その横で、ジラティワット少佐が陣形図を眺めながら、戦術を思案する。今までこの作業を、ジラティワット少佐一人でやっていたわけだ。随分と効率が上がる。


「敵の艦隊は迂回を始めています。このまま敵の側面を狙うために、取舵40度にて回り込むべきではないかと」

「いや、そのまま直進し、もう少し先で回頭する方が、敵の後背を突けるのでは?」

「その場合は、敵は背後を取られまいとその場で回頭し、対面での艦隊戦に突入し、こう着状態に陥ります。敵を追い出すのが目的であれば、側面に回る方が得策ではないかと考えます」

「なるほど、一理あるな……分かった。敵の側面を突く」

「はっ!全艦に下令、取舵40度!」


 伊達メガネに陶器を抱えるというおかしな作戦参謀だが、あっという間に電文を打ち終えて、決定を全艦に伝える。すぐさま、第8艦隊は向きを変えて、敵を追撃する。


「敵艦隊まで、45万キロ!」

「砲撃開始!撃ちーかた始め!」

『砲撃管制室より艦橋!砲撃開始、撃ちーかた始め!』


 ゴォーッという低い機関音に混じり、キィーンという甲高い音が響き渡る。そして9秒の装填時間の後に、一撃目が放たれる。

 ガガーンという落雷のような砲撃音に、僕の横で木刀を床に立てて凛々しく立っていたリーナが、そのあまりの大きな音に一瞬、僕に寄りかかる。僕はリーナの左腕を抱える。


「おい……大丈夫か?」

「だ、大丈夫だ!ちょっと、油断しただけだ!」


 そういえば、リーナは砲撃訓練を経験していないからな。まだ砲撃音には慣れていない。戦闘が初めてだというヴァルモーテン少尉でも、砲撃音は訓練で散々経験しているためか、まるで動じる気配がない。

 移動砲撃で、しかも猛烈な速度で逃亡中の敵の艦隊への側面攻撃。普通に考えたら、当たるわけがない。が、そんな状況でも、当てるやつはいる。


「目標、消滅!次弾装填!」


 カテリーナにとって、移動砲撃であろうがなんだろうが、ほぼ着実に当てる。命中率は99パーセント超。この撃沈は、敵の逃亡をさらに加速させる。


 その後、追撃すること30分。その間に、砲撃は5回。5回とも当てたのは、カテリーナのみ。すでにカウント不能なほどの撃沈数を誇るカテリーナに、この5隻が加わる。彼女にとっては僅かな戦果だが、それは同時に、500人もの乗員をこの宇宙から消してしまったことを告げる。


「敵艦隊、さらに逃亡中!」

「この先にいる第1艦隊に連絡。敵艦隊約100隻が、中性子星域に向けて逃亡中。位置は……」


 この先のことは、コールリッジ大将にお任せしよう。こちらの目的は、敵を追っ払うことだ。それを果たした以上、無意味な殺生はしたくない。殲滅するなり捕縛するなり、大将閣下のご判断に委ねるとしよう。


 ということで、我々は敵の砲火を受けることなく、戦闘を終了した。

 ただ、この一件で、分かったことがある。

 40分の間、ほぼ全力運転を続けた駆逐艦0001号艦だが、ついにレティシアの出番はなかった。

 本当にあの異常加熱の問題は、解決してしまったのか?離れゆく敵の艦隊を見守りながら、僕はこの喜ばしい状況にどこか引っ掛かりを感じていた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ヴァルさん、あまり参考にしてはいけない人に染まったのね。゜(゜^Д^゜)゜。そのうち重機に乗って出撃するかもよ [気になる点] ベッドが狭いだと(#゜Д゜)ノ 人型重機で近接戦闘を仕掛ける…
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