部員集めに奔走ですっ
新しい部員が入ったユカたち。
新しい部員に先生のあてがあるといわれ、とある場所へ。
そこで繰り広げられる新たな物語っ。
私たちは部員、顧問探しに奔走しますっ
凛菜「それで、今はどんなかんじなんですか?」
ユカ「ほぇ?えっとね…、まだ部員勧誘に行こうと話してたとこなの…」
凛菜「そうですか…。部員の方には心当たりがないのですが…、先生の方なら一応…」
凛菜 (でも、うまくいけば部員も…)
ユカ「うんっ?ほんとにー?それならまずそっちにいってみよーよ!」
モカ「そうねー。じゃあ、そっちは凛菜ちゃんとユカに任せちゃってもいいかしら?私は部室探してみるわ。あても少しはあるし…」
ユカ「うん!そっちはお願いするよモカ姉!」
凛菜「そうですね。分担した方が効率も良いですし。そちらはモカさんにお任せします。」
モカ「ええ!まかせて!!」
……。
校内。
ユカ「それで。どの先生ー?」
凛菜「はい。まず部活動の担当じゃない先生を探さないといけません。部活自体の両立は生徒間は許されていますが…先生側は、一つの部活動にしか顧問になれないみたいです。」
ユカ「それなら、凛菜ちゃん無理してテニスやめなくても…」
凛菜「いえ、いいのですよ。やっぱり裕佳梨さんと一緒の部活で頑張っていきたいのですから」
ユカ「そっか。えへへ。なんか…さ、照れるねっ♪」
凛菜「ふふふっ。あっ。着きました。」
ユカ「ここは?」
ユカと凛菜が足を止め、教室名を見てみると、
”図書室”
ユカ「えっ?図書室???」
凛菜「はい。そうですよ?」
ユカ「でも、図書室の先生って…」
凛菜「ふふっ、みればわかりますよっ」
”図書室担当教諭室”
ガチャ…
???「はーい?」
ユカ「えっ?」
凛菜「失礼します」
???「どーぞー。よーこそー!図書室へっ」
ユカ「こ、この人って」
凛菜「ふふっ。驚きました?」
ユカ「かなちゃん…だよね?」
凛菜「?」
ユカ「ああ。ごめんね。えっと琴音奏多ちゃんだよね?」
凛菜「いいえ、少し違うのです。この方は琴音紗凪先生です」
ユカ「???」
凛菜「確かに身長も小さいですし私たちと同じ制服いえそれどころか小学生でも通用するかもしれませんが。この方は琴音先生です」
ユカ「ほぇ?先生?先生ぇーーっ!?」
……。
琴音先生「はいはーい!私が紗凪ちゃんだよー!よろしくねーっ」
ユカ「……。」
琴音先生「はいー!そこー。黙らないー!沈黙は1番堪えるんだからねー!私泣いちゃうぞー」
凛菜「ちょっとテンション高すぎるのがアレですが、これでもすごい人なのですよ。」
ユカ「とてもそうはみえないっ…」
すると、扉の開く音が聞こえた
琴音ちゃん「お姉さまー。本持ってきましたわー。」
琴音先生「ありがとー。その机の上でいいわよーっ」
琴音ちゃん「まだまだ持ってこれてない本がありますわっ。またあとで…」
ユカ「あ、かなちゃんっ。」
琴音ちゃん「あら?ユカさん。」
凛菜「お二人もしりあいだったのですね。」
琴音ちゃん「あらあら。凛菜さんもいらっしゃるのね」
凛菜「奏多さんは私とは小学から同じ学校の幼馴染で琴音先生の妹さんです。」
ユカ「なーるほどっ!だから、にてるんだねー。」
琴音先生「それでー。私に何か用があるんでしょー?わくわくしちゃうなぁ。」
琴音ちゃん「ふぅん。お姉さまにご用事ですか。それでは私は少し席を外したほうが…」
ユカ「ううん、大丈夫だよっ」
凛菜「そうですよ?」
凛菜(それに琴音先生のことだから奏多さんを部員にしたがるはずです。そうすれば奏多さんはきっと私たちの部活に入ってくれるはずです…)
琴音先生「それでーなーにー?」
凛菜「え、ええ。私たち、新しい部活動を設立しようと思ってまして。よろしければでよいのですが、顧問になっていただけないでしょうか。」
琴音先生「いいよーっ!」
ユカ「えっ。そんな内容もまだなのに?」
琴音先生「ただしー、このかーちゃんも部員に入れてくれたらねー」
凛菜(やはりっ!)
琴音ちゃん「お姉さまっ!?」
ユカ(かーちゃん…。うん…。悪くないっ)
ユカ「…、悪くないっ」
裕佳梨はボソッと呟いてしまった。
琴音ちゃん「ハッ! 」
顔がみるみるうちに赤くなるかーちゃん。
琴音「そんなことおことわりですわっ!!」
凛菜「えっ」
ユカ「えっ」
琴音先生「あらあらまあまあー。うふふふふーっ」
琴音ちゃん「それでは失礼っ!ですわっ!」
バタンッ
扉が閉まる音がした。
かなちゃんはすでに退席していて残されたユカと凛菜に追い討ちのように
琴音先生「それじゃー、私も顧問になれないわねー。」
ガチャンッ
うまくいきそうだったのに…。
あと少しのところで追い出されてしまった。
ユカ「どうしようね」
凛菜「ううん。奏多さんの性格からしてあれは結構堪えると思いますしね…。」
その頃、モカは……。
モカ(ふっふふん〜♪ 教室っ、教室っ〜♪)
部室を探していた
モカ(あらあらーこれはいいんじゃないかなぁ)
その頃琴音先生と奏多ちゃんは……。
琴音先生(ふふっ。面白いことになってきたわねーっ♪あの子をどうやって連れ戻すかお手並み拝見ってとこねー♪恥ずかしがってはいたけど、幼馴染の凛菜ちゃんもいるしきっと大丈夫だと思うのよねー。あ、あと、ユカちゃんも可愛いし♪んふふ〜♪)
琴音ちゃん「全く、ひどい恥ずかし目でしたわっ!」
琴音ちゃん(あっ…、お姉さまに頼まれてました本私忘れましたわーっ!!)
オロオロするかなちゃん
琴音ちゃん「むぅ…。困りましたわね。戻ろうにもユカさんと凛菜さんがいるとなると…うぅ…なんだかまた恥ずかしくなってきましたわ…」
所戻って裕佳梨たち……。
ユカ「ううんー。やっぱ、かなちゃん探しに行こっ」
凛菜「ええそうですね。あの子も結構恥ずかしがりで人見知りなとこありますから部活もまだ決まってないみたいですし」
ユカ「そっか。凛菜ちゃんはかなちゃんのこと…とっても大切に想っているんだねっ」
凛菜「幼馴染である前に親友ですからねっ」
そして、かなちゃんを探すこととなるのでした…
新たなキャラも登場ですっ




