これが私たちの新しい部員ですっ!!!
新たな部員が入り3人になった裕佳梨たち。しかし今日は金曜日…。あと1週間しかない中で、あと2人の部員と先生と部屋と部活動を決めれるのか???
新しい部員○○ちゃんですっ!
モカ「私たちの活動内容は…」
モカ「私たちの活動内容はなんでもやれるっ!それだけでいいと思うよっ。もちろん、人助けがしたいならそれでもいいし、しなくても誰かの助けになることすればいいじゃないっ。奉仕部だってそんな形だったんだから。」
……。
凛菜「ではまた明日ですね。裕佳梨さん」
ユカ「うん。そっか。それじゃあね。凛菜ちゃん」
電話を切った。
凛菜ちゃんに活動内容を聞かれてからいろいろ考えたけど…。
ユカ「……。」
私たちの部活動…。なんでもやれる
でもそんな漫然としてていいのかな…。
もう少し何かわかりやすいことがあればいいんだけど…。
翌日。
楓「はーいー。みなさーんー。言い忘れてましたけどー、部活動はー、来週のー金曜までにー決めちゃってーくださいねー。」
えっ…もう本当に日がないよ…。
えっと。たしか今日は…
”金曜日”
あと1週間…どうしよう…本当に大丈夫かな…。
ドンッ
???「キャッ」
廊下を歩いていると少女とぶつかってしまった。
ユカ「ッ!ご、ごめんなさい。考え事してて。」
なんとか頭を今起きていることへシフトさせる裕佳梨。
???「い、いえ。私も前をよく見てなかったので。」
よくみると少女は、とてもこぢんまりとしつつもどこか大人な雰囲気のある落ち着いた人だった。
???「…?わたくしの顔に何かついてますか?」
ハッ。つい、綺麗だから見惚れちゃってた。女の子同士でも綺麗な人に見惚れちゃうんだね。
ユカ「う、ううん。そのボーッとしてて。」
???「え?あら?熱でもあるのかしら」
ユカ「ううん、そんなことはないとおもうんだけど…」
???「そうですか?あまり体調優れないようなら私、保健室までご一緒しますよ?」
ユカ「大丈夫…だよ! その…、心配してくれてありがとうね。えっと…」
琴音奏多「わたし、奏多といいます。琴音奏多です。」
ユカ「そっか。ありがとうね琴音さん。私の名前は青空裕佳梨。気軽に呼んでね」
琴音奏多「ええ、そうさせてもらいますわ。青空さん。わたくし普段は図書室にいますので。」
ユカ「うん、よろしくね琴音さん。」
琴音奏多「ふふっ。同じ1年生なのですからさん付けしなくても大丈夫ですわっ」
ユカ「えっ…。どうして1年生って」
琴音奏多「ふふっわたくしと同じリボンつけてますわよ?」
ユカ「あ。制服の学年ごとにカラーの違うリボン!そっか。うん、じゃあ琴音ちゃんと呼ぶねっ」
琴音ちゃん「ええ、そうしてくださいな。青空さん」
ユカ「私のことは下の名前で呼んでいいよ?」
琴音ちゃん「そうですか?それでは裕佳梨さんでいいでしょうか?」
ユカ「うんっ!全然オッケーだよっ!あっ、でもでもユカでいいよ?その方が呼びやすいでしょー?それと、私も下の名前でいいかな?」
琴音ちゃん「わたくし、下の名前も好きなのですが…、どうも男性の方と間違われてしまいがちで…」
ユカ「そっか。じゃあ、かな…ちゃんでどう…かな?」
琴音ちゃん「ッ!?」
ユカ「だめ…かな?」
琴音ちゃん「ッ!? ゥ〜」
ユカ「?」
琴音ちゃん「ふ、ふんっ。勝手にすればいいですわっ」
ユカ「あ、あれ?怒ってる?」
琴音ちゃん(かな…ちゃん。かなちゃん…。ふふっ♪)
琴音ちゃん「そ、それではわ、わたくし!図書室へそろそろ行かないと」
ユカ「ん。あ。そうなんだー。うん、じゃあまたねかなちゃん」
琴音ちゃん「ッ!? え、ええ。またですわ。裕佳梨…ユカさん」
少しかなちゃんのことがわかった気がする。彼女はすごく恥ずかしがり屋なだけの女の子なんだ。
”かなちゃん”って呼ばれるのが恥ずかしいみたい。
でも、とっても素敵な子だったなぁ。
……。
ユカ「モカ姉ー!」
モカ「あらあらー。今日も慌ただしいわねー。」
ユカ「だってー、部員集め進めないと大変だよ?」
モカ「来週までですものね。どうしたものか」
ユカ「うんー、」
モカ「あら?あそこにいるのは…」
ユカ「んーっ?」
私たちが話していると誰かがこっちに向かって歩いてきた。
???「…ン!」
まだ遠くてうまく聞こえない
???「…3!」
数字?宿題か何かかな
???「離散!」
んん?よくわかんない
???「か…りさ…ん!」
いや違うっ!
凛菜「裕佳梨さんっ!」
私の名前よんでいたんだ!
ってあれ?凛菜ちゃんだ
ユカ「あれ?凛菜ちゃん」
凛菜「はい。いえ、そうではなくて、少し瑠璃原先生から聞いたのですが部活動、私もよかったらなのですが裕佳梨さんのやりたい部活動に入りたいと思いまして。」
ユカ「ほぇっ? えっと、…いいの?テニスは?」
凛菜「最初はテニス入ろうと思ったんですが…。やっぱり裕佳梨さんと一緒に部活動したいと思いまして」
ユカ「ほぇ?いいの?」
凛菜「はいっ。いいんですよ?私、裕佳梨さんと一緒に部活してみたいんです。」
ユカ「でも内容も決まってないよ。」
凛菜「ふふっ。でもやりたいことは決まっているのでしょう?」
ユカ「う、うん。まだなんとなくなんだけどね。」
凛菜「そうですか。それなら、安心ですね」
ユカ「えっ?」
凛菜「やりたいことさえ決まっていれば、後のことは大丈夫なのですっ。裕佳梨さんは自分の意志でそう決めたのですから」
ユカ「そ、そうなのかな…。……、ううん、そうなんだねっ!それがきっと私たちの部活動の答えなんだねっ!」
凛菜「ええ、そうですよ」
ユカ「うんっ!ありがとう。凛菜ちゃんっ!そしてこれからよろしくねっ!!!」
凛菜「ええ、よろしくお願いします。えっと…」
凛菜はモカの方も振り向く。
モカ「あー、そういえば会うのは初めてよねー。私の名前はねー。椎名萌華っていいます。気軽にモカって呼んでねっ。」
凛菜「はい。えっとモカさん。」
モカ「うん、なにかなー凛菜ちゃん?このお姉ちゃんに相談かなっ?」
凛菜「ッ!?」
モカ「あ、ごめんごめん。ユカからね、凛菜ちゃんのことたっくさん聞いてるんだよー。いっつも楽しそうに話してくれるんだー」
凛菜「そ、そうなんですか…。そうなんですか?裕佳梨さん」
ユカ「あ、はははー…。うんー…そ、そうだよー」
凛菜「もー。でも、私もモカさんのことよく裕佳梨さんから聞いてます。なんでも憧れのお姉さんなんだとか。」
モカ「そうなのー?えへへー。照れるなぁ。」
ユカ「ぅ〜。凛菜ちゃんがいぢわるするぅ。」
凛菜「お返しです☆」
ユカ「ぅぅ〜…」
凛菜「それで今はどんな感じなんですか?」
新しい部員も入り、すこし賑やかになった部活動。まだまだ決めなくちゃいけないことはたくさんだけど、この調子でがんばりますっ!