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天宮和姫は蠍座の姫  作者: 榊原栞
新・竹取物語
9/11

水瓶座の女神

新年一発目になります。

今年もよろしくお願いします

「ね・・・ねむい・・・」

あくびをしながら通学路を歩く。

周りを見ると東雲(しののめ)中学の制服を着た皆が今日も元気に登校している。

私はと言うと制服を着て登校しているところまで一緒だが、昨日の乙女座との戦闘

により、とても疲れていて眠い。

一言で言うと割と機嫌が悪い。

まぁ、ランクボードなるモノと、魔導書(グリモア)の白紙のページには乙女座のマーク、星屑の器(ルーフ)には少量の星々の雫(ドロップ)が溜り昨日乙女座に勝利したことを決定づけていた。


下駄箱で上履きに履き替え教室に向かっていると頭の上に柔らかくて重い物が乗せられた。

「なんです?刀堂(とうどう)先生?」

「んー、和姫ちゃんを見つけたからかな」

私の頭の上に大きい胸を乗せている刀堂先生は、保健室の先生兼保健体育の先生兼部員が私一人の天文部の顧問だ。

また、その抜群のプロポーションで男性教員、生徒を悩殺している。

「そろそろいいですか?放課後どうせ会うんですから」

「おっと、もうこんな時間か、じゃあね和姫ちゃん」

手を振って先生は保健室へ入っていった。


一時間目の授業が終わりひと息つくと

「天宮さーん3組の及川さんが呼んでるよ」

「ふぇ?あ、うん今行くー」

廊下に出るとストレートの長い髪の女の子が近寄ってきた。

「あなたが天宮和姫さん?」

「うん、そうだけど。あなたは?」

「私は、及川(おいかわ)美月(みつき)。今日の放課後この棟の屋上であなたの事まってるから」

そう言って彼女は3組に帰っていった。


放課後、私は鞄を持ち屋上に向かう。

鍵を開け、外に出る

「あら、意外に速かったのね。早速だけど私と勝負しない?天宮和姫さん。

いや、蠍座の姫(スコーピオン)天宮和姫かしら?」

「な、なんで私が蠍座の姫(スコーピオン)の事知ってるの?」

「私は、水瓶座の女神(アクエリアス)。水瓶座の星座の僕(ガーディアン)。」



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