ガーディアンの役目
9日ほど空きましたね。このくらいの頻度がいいのかな・・・?
もう9月半ばなのにまだ残暑が厳しい
地下にいるせいか外より涼しく感じる。
「和姫、今日何日や?」
私は近くの壁にかかっているカレンダーを見た
「えっと9月15日」
「今日の月の満ち欠けは?!」
マギーの声が少し焦ったように聞こえた。
「たしか・・・満月」
「和姫!急いで家に帰って支度するで!!」
「え、あ、うんでもその前にかばん取ってから」
私はマギー、本、鍵を抱えて一階に向かう。
「和姫もう帰るの?」
「うん、お母さん今日遅くなる?」
「うん。今日は満月だし曇らなきゃ良く見えると思うから最高の日になるわ。」
お母さんは楽しそうに言った。
マギーに言われるがままに急いで家に帰り自分の部屋で乱れた呼吸を整える
「和姫さっきの本の鍵あけてみ?」
頷いて鍵を開ける、中にはお父さんの腕時計位のペンダント?が入っていた。
「それは星屑の器っていうもんやルーフは星々の雫を集めるためにある。星々の雫は例えるなら魔力を液体化したものや、ウチら星座の僕は星使いと星闘者二人で一つなんや。
この場合、ウチがサポーターで和姫がファイターここまでいいか?」
「うん・・・大丈夫」
「星座の僕は闘って星屑の器で星々の雫を集める。これが星座の僕の役目や」
「なんとなくわかったけど誰と闘うの?」
「ええか?まずウチが出てきた本は全部で12冊の本の内の一つ、蠍座の姫やそして12冊まとめて黄道十二宮の魔導書ていう。」
「黄道十二宮・・・黄道十二星座の事?」
「そや、つまりこの本はさそり座の事なんや。
けどな?本は星座の僕がいないと暴走するんや、それも今日、9月15日の十五夜からそれぞれの誕生月とされる月が終わるまで星座の僕はそれを食い止めるのが仕事なんや」
いよいよ本編らしくなってきました。
次回闘えたらいいなって思っています。
内容を修正&追加しました。