私が読んでもあなたの金にはならない。
なろうとかカクヨムとかを読んでいると、最初は面白いと思っても物語が惰性で進む感じ、登場人物(特に主人公)の熱意、体温を感じない作品を散見するようになった。一つ読んで、同じ作者の別作品を読むと、手触りが同じ。名前を置換しただけじゃないか、と感じるくらい構成から何から一緒。つまらなくなってほかの人のを読むと、これも感触が一緒。
結局は、AIを使って大量生産されている作品群なんだろうなあ。仮想通貨ブームのマイニングみたいなもの。
エッセイの日刊ランキングとかでいくつかこのネタがあったけど、各ジャンルの上位がAI作品に占められているようだし、「作者さん」は大変やりづらいだろうなあ、とは思う。
でも、ここでAI作品が規制されることはないだろうなあ、と考えている。
少なくとも、なろう運営にとっては、手書きの作者よりたくさんの作品を投稿し、後世に残るか残らないかは関係なく、今時点でのページビューは稼ぐ。運営にとってはイコール広告収入に繋がるから、目先の売り上げを上げたい運営、経営陣にとってはAIを規制して売り上げが下がる状況は絶対に避けたいだろう。それこそ小説家になろうサイトからの書籍化が途絶え、読者がいなくなるまでは、運営は変わらないし変えられない。
じゃあ、どうするの?。
力のある作者さんは、小説家になろうサイトを金を稼ぐ場、ではなく、ショーケース、プロモーションの場の一つ、と捉えたほうがいい。Kindleで自費出版して、そこへの導線として小説家になろうサイトを利用すればよい。
読者はどうするの?。
私は普段、広告ブロックしている。まじめな作者さんにもチアーズプログラムでの収益は渡らないけど、マイニングしているAI主にも収益は渡していない。ついでに小説家になろう運営にもカネは入らないけど。
そのかわり、気に入った作品が書籍化されたら、時々買っています。まじめな作者さんにとってチアーズプログラムからの収益に繋がらない不良読者だけど、KindleとかたまにGoogleブックスに上がっている作品を買っているので、「ご縁がありましたら」、ということで。




