第9話『新たな敵、再び』
冒険者たちの元に、新たな依頼が舞い込んできた。それは、街外れにある村からの救援要請だった。最近、村を襲っている魔物が増えており、村人たちが困り果てていたのだ。
ひさぎ「よし、みんなで村を助けに行こう!」
たけき「おいおい、ひさぎ、ここはちょっと危険そうだぞ。大丈夫か?」
ひさぎ「大丈夫だってば!みんなと一緒なら何とかなるさ!」
よねざわ「…分かった。私も協力する。」
ひさぎたち一行は、村の救援に向かうことに決めた。村に到着すると、魔物たちの痕跡があちこちに残っていた。村人たちは恐怖におののいていたが、ひさぎたちの到着を歓迎してくれた。
村人A「ありがとう、冒険者の皆さん。私たちはもう、どうすればいいか分からなくなっていました。」
ひさぎ「大丈夫だよ、僕たちが魔物たちを倒して、平和な村に戻してみせる!」
そんな中、魔物たちが再び村を襲撃し始めた。ひさぎたちは村人たちを守るために立ち向かった。熾烈な戦いが繰り広げられる中、よねざわは敵の中でも特に強力な魔物と対峙する。
よねざわ「これが…あの魔物か。」
強力な魔物は、よねざわに向かって凄まじい速さで襲いかかってきた。しかし、彼女は冷静にその攻撃をかわし、反撃の機会をうかがっていた。
よねざわ(私はもう、過去の自分には戻らない。今の仲間たちと一緒に、新しい未来を作りたい…)
その時、ひさぎが駆け寄ってきた。
ひさぎ「よねざわ!大丈夫か?!」
よねざわ「ひさぎ…ありがとう。私は大丈夫だ。この敵、必ず倒すから。」
ひさぎ「分かった!じゃあ、俺も手伝いするぞ!」
ひさぎとよねざわは、力を合わせて強力な魔物に立ち向かった。その姿は、まるで息が合ったコンビのようだった。戦いの最中、よねざわはひとつの決意を固める。
よねざわ(私は、彼らと一緒にいたい。彼らと共に戦い、この世界を守りたい…)
ついに、ひさぎとよねざわの連携攻撃で強力な魔物を撃退することに成功した。村人たちは歓喜に沸き、ひさぎたちに感謝の言葉を贈った。
村人B「本当にありがとう!これで村も平和に戻れます!」
たけき「まあまあ、冒険者の仕事さ。でも、楽勝じゃなかったな。」
ひさぎ「うん、でも、みんなと一緒に戦えたから、大丈夫だったよ!」
よねざわは、ひさぎたちと共に戦ったこの日を、心に刻み込んだ。そして、彼女は改めて決意を新たにする。
よねざわ「これからも、ひさぎたちと一緒に戦い続けよう。そして、この世界を守るために、私の力を尽くそう。」