第7話『信じる力』
リリアと疑われる人物が夜の街の裏路地に立ち止まる。ひさぎたちは息を潜めながら見守る。
リリア:「あなた、私に何か用ですか?」
不審な人物:「あなたはリリア姫でしょう?私は魔王軍のスパイではありません。ただ、あなたに助言があるだけです。」
リリア:「何の助言ですか?」
不審な人物:「あなたはひさぎたちのチームに加わりましたが、彼らが本当に信じられる仲間かどうか、自分の目で見極めることが大切です。」
リリアはその言葉に戸惑いながらも、何かを感じ取る。
リリア:「わかりました。私はひさぎたちと一緒に戦うことを決めました。だから、彼らを信じたいと思います。」
不審な人物はリリアに微笑み、姿を消す。
後ろで様子を見ていたひさぎたちはリリアに近づく。
ひさぎ:「リリア、大丈夫か?」
リリア:「ええ、大丈夫です。あの人はただ、私に助言をしてくれただけです。」
たけき:「信じられる仲間かどうか、見極めることが大切だって言ってたけど、お前たちを信じることができるか?」
リリア:「はい。私はひさぎたちを信じることに決めました。」
その言葉を聞いたひさぎたちは、リリアの決意を受け入れる。しかし、まだスパイの正体は分からないままだった。彼らは引き続き、スパイの捜索を行いながら、魔王軍との戦いに備えていくことになる。