第6話『秘密の場所』
リュウの加入により、ひさぎたちのパーティーはさらに強力になった。彼らは魔物たちを退治し、村人たちから感謝される。しかし、その陰で、よねざわは不安を感じていた。
よねざわ:(リュウ…どうして彼は魔王軍を抜けたんだろう…?)
そんな疑問を抱えつつも、彼女はある秘密の場所を見つける。
よねざわ:「これは…もしかして、昔の魔王軍の基地…?」
基地の中には、いくつかの古ぼけた書物が置かれていた。よねざわは、その中から一冊の本を手に取る。
よねざわ:「この本…もしかして…」
本には、リュウがかつて魔王軍で行った任務や、彼の脱走に関する記録が書かれていた。
よねざわ:「リュウは、魔王軍で重要な任務を遂行していたんだ。そして、彼はなぜか裏切って脱走した…。」
その時、リュウが現れる。
リュウ:「よねざわさん…ここで何をしているんですか?」
よねざわ:「リュウ…私は、あなたの過去を知っています。魔王軍での任務や、脱走の理由を教えてください。」
リュウ:「それは…私にも、言えない理由があるんです。だから、どうか、秘密にしてください。」
よねざわ:「分かりました。でも、私たちを裏切ることは絶対にしないでください。」
リュウ:「もちろんです。私は、あなたたちと共に戦いたい。それが、私の望みです。」
そう言って、ひさぎたちのもとへ戻るリュウとよねざわ。彼らの絆は、これからの試練にどう影響するのだろうか。