表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現実から始まる異世界転生  作者: たまがわ むさこ
現実から始まる異世界転生
2/56

パラサイトシングルから始まる異世界転生(1)

私の名前は横須賀幸恵。35歳の派遣社員よ。


不景気でブラックな会社も多い中、お気楽にやっていけるのは、私の普段からの行いが良いからに決まっている。


まあ、仕事なんてものは、嫌ならすぐに辞めれば良いのだし♪パンがなければケーキを食べれば良いだっけ?パラサイトシングルの何が悪いの?本当にひがみってやーね。


今日も○MRONの体重計が体内年齢28歳を表示している。三十路を越えても私は女子。実年齢よりずっと若いのだ。


横須賀の海岸から都内へは長い電車通勤。ラッシュが嫌なので、早朝の座れる時間に出社し、仕事机で趣味にいそしんでいる。もちろん始業時間になっても、おしゃべりやネットが優先。仕事より遊びが大事、それが私のモットーだ。


私の影響力はちょっと大きい。

前に大きな地震があって電車が止まった時、私が声を大にしてアピールしたお陰で、大多数の人を徒歩帰宅させる事に成功したのだ。


ニュースでは緊急車両がどうとか言っていたけど、明日はお休みなのに会社になんていたくない。このお祭りを見逃すなんて出来ないし、この興奮をみんなで分かち合いたい。


「今日も朝日が眩しいわ。」


『朝日ではありません。』

光の中から誰かがしゃべった。


『貴方を異世界に転生します。』

「ついに私の時代?やっぱり日頃の行いが良いからね」



挿絵(By みてみん)


フィクションではありますが、偏見ではなく、テレビのインタビューとか現実のエピソードが基だったりします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ