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現実から始まる異世界転生  作者: たまがわ むさこ
現実から始まる異世界転生
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アイドルから始まる異世界転生(2)


私は言葉を覚えるとともに神様に感謝の言葉を唱え、歩きを覚えるとともに神殿に足しげく通うようになっていた。


そして神殿の前では未来のアイドル活動に備えて歌の練習をし、躍りの練習もした。真剣に、そして命懸けで。だって私はプロだから。


ここは私のステージ。私だけのステージ。

集中力が高まり、私は自然とトランス状態に入る。

・・・


「聖女様だ。」

「聖女様が祝詞を唱えていらっしゃる。」

「聖女様が神楽を舞っていらっしゃる。」

「聖女様!聖女様!」


気が付くと周りは観衆で満たされ、

いつの間にか親衛隊が出来ていた。


挿絵(By みてみん)

100万のお布施や、1000万の寄進ってどう思われますか?

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