表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/12

2…パーティー

会場に入り、名前を告げればフリーの状態になった

食事はいくつかのテーブルに用意されてるのをビッフェタイプで各々食べる様だ

カップルだけで会話したり、周りと交流をしたりと様々

隅で全体を見てると、不意に栞さんがスッと後ろに隠れる

前を向けば、1組のカップルが近寄ってきていた


「こんばんは!貴方達見ない顔ね」

「こんばんは。はい、初めて参加します」

「そちらのお嬢さんも、こんばんは!」

「…」

「すみません。彼女はこの様なパーティーには来た事が無いので」

「気にしないで!私も最初はそうだったから!彼と一緒に来てる内に慣れていったわ!」

「僕達は何度も来てるんだ、今夜も皆で楽しもう!」

「ありがとうございます」

「このパーティーはね!

 ビッフェタイプだからテーブルのモノは自由に取っていいの!

 はい!どうぞ!」


ズイッと差し出される食べ物

どんなタイプのドラッグが出回ってるのかすらも不明な状況で気が引けるが


“春、受け取れ。薬が混ざってても俺が消す“


「頂きます」


味はおかしくない


「美味しいですね」

「そうでしょう!良かったらコレも!このパーティーに来たら絶対に食べるの!」


見た目は、ただのクッキー


「コレは、このパーティーで必ず出されてるモノなんですか?」

「そうよ!参加してる人は一度は食べてるんじゃないかしら!」


パーティーに毎回ある食べ物


「じゃあ、遠慮無く」


パクッと口に入れる

確かに美味しい


「じゃあ私達はこれで!」

「ゆっくりしていってね」

「ありがとうございます」


俺の反応に満足したのか、上機嫌で離れていく

その後も何組かのカップルと話し、ちょっとしたイベントをやり

何も起きないままパーティーは終わった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ