羽虫の囁き
戦後数年の日本。大日本帝国の植民地となった祖国を捨て、両親とともに帝都東京に逃れ、なんとか裕福な生活と差別の中での幸せを手にした旧大韓帝国の捨てられし皇女、無為(ムイ)。彼女は何者かに邸宅を焼き討ちされ、両親を殺害されてしまう。燃ゆる寝室に現れたのは、背に蜉蝣(カゲロウ)の如し薄羽根を広げた黒き死神、サカキであった。
黒蜻蛉(クロトンボ)
2009/02/13 16:31
(改)
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