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俺とタマゴと・・・  作者: 閑古鳥
7/7

始まりの話

「母ちゃん・・・魔王って、魔王?」

俺の意味不明の質問も、母ちゃんと呼んだことも無視して、母ちゃんが頷く。

父ちゃんが立ち上がり、奥の部屋から一冊の本を取ってきた。

『エルヴァドゥール探検記』

いわゆる異世界物のファンタジー小説だ。

「これって・・・」

小さいころ何度も読んだ、剣と魔法の世界のお話。

妖精やドワーフが人間と共存し、穏やかに生活を送っている。

そんな世界を主人公の女傭兵が旅をするだけの話なのだが、いろいろな地で、いろいろな種族の問題に巻き込まれていく。

改めて、手に取ると、懐かしい思い出がよみがえる。

作者は・・・《白瀬嵐》・・・ほかにあんまり作品を見たことがないな・・・。

「懐かしい本だけど、これがどうかしたのか?」

「書いたのは、ラン子さんだよ。」

はぁ?

今日何度目かの間抜けな声が出た。

「それでね、実は・・・「実話なんだよ」」

決して駄洒落ではないんだろう。

両親の声が変なはもりかたをし、俺は今日一番の素っ頓狂な声を上げていた。

はぁ??!!

いや、この状態で、茶を飲み続けている妹が一番びっくりだけどな。


「母ちゃん、異世界の人だったのか?」

「あんたバカなの?」

うぉう。息子に向かって鋭い切り替えし。

そして母ちゃんと呼んだことはスルーしてくれているらしい。

手元のグラスは汗をかき、手が滑りそうになる。

「ラン子さんは、言葉が足りないからねぇ」

おっとりと言う親父よ。

頼む。あんたが説明してくれ。

「そういわれても、これはラン子さんとてっちゃんの話だしねぇ。」

え??

俺も絡んでるの?


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