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嗚呼!!なんて素敵な女神様!!  作者: いでっち51号
最終章~Living alone in this world~
66/66

ー第12幕ー

∀・)これにて『嗚呼!!なんて素敵な女神様!!』終了です。この物語の最後をどうか、みとどけてください。

 イザベルの訃報はレイジの海岸にも届いた。しかし老人漁師は大物を釣り上げ、新聞にも目をくれず、喜びの声をあげていた。



「おーい! イザベルさんよぉ! コレコレ! 今夜のおかずにどうだい!」



 はしゃぎあげた老人はやがて遥か先の海を見つめてぼやいた。



「女王殺して自分も逝くとかよ、たいしたものじゃないかい。ほれ、これは褒美だぞ。今晩のおかずにでもしてくれ」



 彼はそう言うと、釣った大魚を海に投げて戻した。そして両手を組んで背中を伸ばすと、遥か先にある海の平行線を見つめた。



「あ~、何だったっけ? カトロスと、マドロスと、なんたらロスだっけ?」



 老人の瞳は輝いていた――




 これから後の100年後、トリスは南北に分裂して戦争を始める。北はアソーを召喚し、南はアヴェーヌを召喚した。しかしそれはまた別の話になるだろう。生まれかわったイザベルがいるかもしれないし、いないかもしれない。



 世界は廻り続けている。女神は今もあなたの心を写しているのだろう――



∀・)最後の最後まで『嗚呼!!なんて素敵な女神様!!』にお付き合いいただきありがとうございました。アウトレイジに影響を受けて執筆にとりかかった本作ですが、いかがでしたでしょうか?是非とも感想を何でも聞いてみたく思いますが、とりあえず印象に残ったキャラクターが知りたいですね。今年もあと少しで終わりますが、風邪などひかずに平和な毎日を皆様が過ごされるよう、祈りをおくってます。アディオス、また次作でお会いしましょう☆

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― 新着の感想 ―
[良い点] 日陰作品応援企画でこの作品を知りました。 神という強大な力を使った場合、それが無くなったときの反動が怖いですね。 藤島康介のあの作品のノリかと思ったら、ものすごくシリアスなお話でした。 ど…
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