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嗚呼!!なんて素敵な女神様!!  作者: いでっち51号
最終章~Living alone in this world~
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ーEpisodeー

 アルハ高原におけるバラグーン国とデュオン公国の戦争より20年、ギリー・デュオンの国王退位と暗殺から10年、トリノは少しずつ変わっていた。東西を結ぶ大道に4の都市が生まれ、カテリーナ寺院の建立する南部と長閑な北部それぞれにも都市が生まれた。計8大都市の1国統治が今の『デュオン民国』だ。



 各都市の市長は民衆による選挙で選ばれ、市の運営を任される。その中枢的な首都になるのが西域のアヴェーヌだ。皮肉にもバグラーン革命家達が掲げていた国家体制が憎きデュオンの手によって為されたのだった。



 この世界変革に携わったのはアリス・マグアイワとテレス・ミラノという経済学者の2人。この2人はトリノ出身の学者だが、その有能さにキリアンが実力を見込み、キリアン邸へ呼び込んだことより全ての変革が始まった。



 ある日、アリスとテレスの研究は行き詰まる。その方向性が定まらなくて停滞した。そこでアヴェーヌに相談すると「各都市の経済状況を記した資料を持ってこい」と言われたので、彼らはすぐにそれを用意して机の上に並べた。



「ふむ。わかった。それでは変革をもたらそう」



 女神はそういうとパチンと指を鳴らした。



「はい。おしまい。明日には各都市の経済が潤うであろうな」

「?」



 二人には何が何だかわからなかった。しかし翌日に世界は変わっていた。



 この現象は後の世に「アヴェーヌミクス」と呼ばれている。もしくは「アリスとテレス」「神の見えざる手」などという呼称も存在する。しかし誰しもが想像しえなかったことがここからある。この現象の翌日に女神アヴェーヌはその存在を消したのだ――



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