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効率厨は孤島を生で見るようです。

幸作の防御力10兆256億とか化け物かってレベルじゃあねぇ!しかも1000億以下は無効化。勝てねえよ(ノД`)

戦場だった?うん戦場だねぇ労働の。




「其処っ!ペースが17%遅れている。他の部署から適当に引っ張って来い!」




「了解!」





「リーダー!納品分が足りませんと他の部署からのクレームが」




「何処のどいつだ!この忙しい時に?!次の入荷分で送ると伝えろ!」




「分かりました!」





「違う!返事は了解かサー!イエッサー!だ。分かったか?」




「サー!イエッサー!」




「よし、行け!」





幸作は怒鳴り声にも聞こえる方を見ると一人の獣人の女性が大量の書類を裁きながら机で怒鳴っていた。疑問に思いミラノに訪ねると、




「あぁ、食品製造出荷部担当リーダーのミルーマさんです。プラントで製造された食品を亜人の住んでいる貧しい村に配給する為、ご主人様の軍門に下りました。」





「軍門って・・・まぁいいけど。じゃあ船に運んでいるのは大体そんな感じで?」



幸作がワープホールから出てきたのはちょうど孤島の中心であり、中心には山がありちょうど孤島を全て見渡せる位置にあるのだ。因みにこの孤島は円形で北西の位置の一部が欠けて港に向いているような形になっている。そしてその港だけ入港を認め食料の出荷を認めている。働かずもの食うべからず、という風に勿論運ぶのは亜人達である。



「はい。亜人達は働けることを有り難く思っており、村の助けにもなれると感謝しながら作業を行っております。」




「まぁ、その食料はいくらでもあるんだが、それをやっては世界の為にならない。飴と鞭。等価交換的にはどうなっている。」




「継続的に食料を配布することによって亜人達の孤島への評判は良くなり、好感が上がります。それにより、亜人の勧誘を行いやすくし絶対に裏切らない人員の確保へと繋がります」




「成る程。つまり、これは今後の効率アップへの投資という訳だ。ついでに第一協力者であるミルーマに挨拶に行くか。ミラノはプラントを頼む」





幸作がそう言いながら空中に上昇を始める。




「分かりました、行ってらっしゃいませ。ご主人様。」





とミラノはそう言いペコリと頭を下げた。





「では行ってくる。」





幸作は怒鳴り声がここまで聞こえる<装備の性能のせいであるが本人は気づいていない>港まで飛び始める。





この孤島は綺麗に3部に分かれている。森林が多い北西から北東部、砂漠地帯である北東から南東部、砂漠と森林が隣接しており、唯一街が存在し港がある部の合計3部である。そして中央には山でカモフラージュしてあるが絶対に外部からの破壊を拒む巨大プラントが存在し天井にはソーラーパネルがたある。そしてこの孤島は既に開発済みであり、どんな外部からの攻撃、侵略も排除する準備が出来ている。流石に孤島の開発には現代兵器を搭載せざるを得なかったが。





「ん?あそこが港街か」




孤島の説明をしている間に幸作は港街の近くに着いたようだ。港街は高さ30mを超える内壁を設置しており港から内部に入れない構造となっている。当然、他の上陸部分は高さ5mの外壁、自動魔法砲撃台を1m置きに設置している。侵犯行為は万死である。





「我ながら素晴らしい孤島を作り上げたものだ。」




と幸作は自己満足しながらミルーマの真上まで近付いて降下する。ミルーマは書類整理に忙しいのかまだ気付かない。そして、




「よ!忙しそうだな。俺は幸作。この島の主であり、食料を提供している者だ。」




ミルーマは獣人の特徴である耳をビクビクさせながら一気に距離を取った。




「貴様!何者だ!誰の許可を得て・・え?主?」




ミルーマは口をあんぐり開けながら目をパチパチさせている。




「いや、俺の島だしどうしようが勝手だろ」





そして、数秒後





「え、ええええぇぇぇぇぇー!!」




ミルーマの絶叫が港街に響き渡るのだった。







獣人キター!やっと物語が始まり始めましたね。まぁ大抵は序盤説明ですし仕方ないです。これからよろしくお願いします!ついでに感想も(ry

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