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効率厨は初陣のようです。2

大変遅れて申し訳ありませんでした。

今回はグロあるかもしれません。

幸作は遥か地上より20km上空にステルス機の降下ピットにて待機していた。



「こちらHQ<ヘッドクォーター>より軍団長。繰り返す、こちらHQより軍団長。降下開始まで2分前。降下体制に入ります。予定通り、敵前線は先行部隊により混乱状態。特殊追尾爆弾を左側の敵拠点に降下させ殲滅を行い、念の為ナパーム攻撃を実行したところ生命反応は0となり全滅を確認しました。残りは軍団長による装備試験による右側の拠点の制圧となります。中央の拠点に集結まで残り5分を切っていますので降下から2分で敵を排除。1分で先行部隊と合流。よろしいでしょうか?」








降下ピットには一人の姿があった。全身は漆黒の鎧に包まれ右手には何もかも粉砕する破壊の手<粉砕型クローアームド>。左手には七色全ての魔を司りし異世界の兵器グレネードランチャー<七極星>。



幸作は七極星を握り直し。深呼吸をする。




「あぁ。問題ない。オールグリーン。」




幸作はそう言いカタパルトに足を接続させる。




機内放送からミラノの声がはっきり聞こえハッチが開き始める。




「カタパルト接続OK。発鑑シーケンスに入ります。10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0!どうぞ!!」






「レイヴン1、幸作出るぞ」





カタパルトが加速し勢いよく幸作は20kmという高さから地上へ降下し始める。しかし、通常の降下速度より遥か早く地上に20m以上のクレーターが出来るほど早く地上に降り立った。ブースターにより加速上昇、落下ダメージを軽減させる漆黒の鎧。全て揃って成せる技だ。





「な、なんだ・・・?」



「落ちて来ただと!?」




「黒い・・・化け物!」




偶々クレーターに巻き込まれずにいた拠点警備と思われる男が黒い化け物によって地面の衝撃と一緒に潰された仲間を見て怒り、言った。





「よくも仲間を!殺してやる。各員戦闘体制!」




魔術師は杖を構え、剣士は魔術師の前に立ち剣を抜く。





男達は10人程、対して化け物は一人であるが落ちて来ただけで少なくとも3人は殺した化け物だ。油断は出来ないと、攻撃出来ずに膠着状態に入ると思われた。






<周囲から殺意を検出しました。システムを起動します。>




黒い化け物から聞こえる機械的な音声がした途端、奴のやけにデカい右腕が唸り見た目ではわからないぐらい細かく震え始めた。そして、






「消えたっ?!」




一瞬にして音もなく消えた。そして、その音は後から聞こえてきた。









ブチュブチュブチュブチュブチャーー





一瞬だった。前衛剣士4人のうち真ん中二人が装備も骨も内臓も顔も砕けちり周りは血飛沫を撒き散らし全部肉片と化した。そして、奴の右腕はまだ足りないとばかり言うようにうねり続けている。





「う、うわぁー!!」







恐怖の余り震えながらも剣士は黒い化け物を斬りつけた。




しかし、その巨悪な右腕により文字通り右肩まで<粉砕>された。




「ギァァァァ!!痛ぇぇ!」




他のものは彼の悲鳴により恐怖から意識が戻った。




「はっ!俺がコイツを拠点まで運ぶ!魔術で奴を足止めしてくれ!!」





「分かった!・・・?!」





魔術師が黒い化け物に杖を向けた途端、黒い化け物は回避せずに左手に持っている謎の武器が此方に向いた。




「なにかくるぞ!物理障壁最大展開!!」




魔術師5人は呪文を唱え障壁を展開させ負傷した剣士を運ぶ剣士を援護した。







黒い化け物は引き金を引く時こう言った。





「業火の炎<インフェルノ>」





奴の武器から聞こえてきたポンッ、という音と共に飛んできた一発の弾は7人全てを包み込んだ。













「警備は始末。後は拠点か」





と幸作が歩き出した後には死体はなく一人の肉片と大量の炭だった。










感想よろしくお願いします。

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