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効率厨は初陣のようです。1

あれ?作者、あと一月ぐらい更新しないはずだったんじゃあ・・・

↑アレは嘘だ。うわあああああぁぁ

では本編をどうぞ。



聖十字軍壊滅より30分前ーーーー





ミルーマの村の中央にある村長のいえでは幸作、ミラノ、ミルーマ、そしてこの反撃の日まで幸作のもと死力を尽くしながら訓練を受けた屈強な獣人達が20名集まっていた。




「では作戦を再度確認する。」




幸作はそう言いガードロンを右手の菱指し指でタッチパネルを操作し目の前の壁にスクリーンを設置し映像を出力した。




幸作の右腕をみると金属の腕輪が嵌められており精密な液晶パネルが埋め込まれている。これは[ガードロン]といい、アイテムを収納、放出したり、ステータスを確認でき、今幸作がやったように映像の録画、再生もできる優れものである。




「敵湾岸部にある拠点は全部で4つ、このように十字展開であり正面の拠点がやられた場合、すぐさま左右から挟撃し中央の司令部は後方に下がり安全をとるというものだ。しかし、対策はいくらでもある。まず、前方の拠点を村の君たちのみで戦闘を行ってくれ、なるべく派手に前方に敵の意識を向けさせるんだ。それに合わせて左右の拠点に我々の用意した特殊追尾爆弾を使う。これにより、左右は壊滅的ダメージを追いミラノは空中から諸君等の戦況を通達、危険になれば支援砲撃も行う。」




獣人の一人の男が手を上げる。




「なんだ?」




「いや、あの今まで色々、食料をくれたりや農地を良くしてもらった恩はすごくあるし一生働いても返せない恩なのは分かってる。でも、その特殊なんとかとか空から攻撃ってのが良く分からない・・・でもアンタが出来るってんなら本当なんだろ?心配いらねぇんだろ?」





「そうだ。君たちは何も心配することなどない。君たちはただ己の本能に従い与えられた敵を狩人のように刈るがいい。それが狼煙となりいつしか平和を築くことになる」



「オオオオオオオオオオオォォォォォォォ!!!!!」



その場にいる獣人全員が腕を振り上げ雄たけびを上げた。まるで勝利は確信したかのように。




「で、ここまでの状況で前左右の拠点は落ち、残すは中央のみになるが物資、食料庫は士気の下降、北大陸進軍の阻止のため破壊しておく。あとは簡単、混乱し恐慌状態である奴らを綺麗に平らげろ。だが、もしも敵が全滅寸前で発光魔法かそれに近いものを打ち上げたら即退避しろ。自分たち諸共自爆する可能性が高い。」





全員が真剣に話しを聞き終わり頷く。




「「「我らの命は主の命のために!!!」」」




そう獣人は叫ぶと散り散りになり武器や鎧を再チェックをし始める。






家は静かになりミラノは質問した。




「しかし、別に前線の拠点を攻撃させるだけでしたらアレを使えばよかったのでは?」




幸作は首を振る。




「いや、駄目だ。第一発見が獣人達のみの強襲でなければな。でなければ』負けたのは新種の魔物と手を組んだから』とか言い訳されてみろ?いなければ勝てると思いかねん。ならばいっそ彼らのみで勝たせれば士気も上がるってもんだろ」





「そうでございましたか。これは失礼を、お許しくださいませ」




「ああ、許す。お前には色々なことを知って学んでもらわなければならないからな。俺の『左』腕として」





「・・・はぃ。」




ミラノは俯きながら返事をした。




「で、ミルーマ。手筈はどうなっている?」




「はいっ主!特殊追尾爆弾は全機配置完了。いつでも起動シーケンスにはいれます。例の装備一式はここに。」




ミルーマが笑顔で持っているは金色のラインが細く全身にはいっている黒色のゴツゴツし恐怖を感じさせる漆黒の兜と鎧。そして、どこから落ちても潰れない黒曜石のように鈍く光る靴。左腕には全属性が入っているグレネードランチャー。右腕は・・・。




「なんだこれ?」




幸作は思わず口に出す。




「予定では大剣だったのですが・・・」




そこには右腕を覆い隠すような大型外付けアームが置かれていた。





「えーっと。名前は『粉砕型クローアームド』一度起動すれば対象を破壊するか冷静になると停止。起動すると興奮状態になる・・・か。威力も申し分ないし、チート装備よりましだろう。」




ミラノは心配しながら言った。




「ほ、本当にそれで行くおつもりですか?違う装備のほうが・・・」




「いや、何事も実践だよミラノ。それともみらのは俺が負けるとでも?」




ミラノは精一杯首を振り否定した。




装備後、





「では、航空支援は任せた。じゃ、言ってくる。」





幸作は扉を開ける。





「お楽しみ下さいませ。ご主人様。」






こうして幸作の初陣は始まったのである。












黒獅子の兜


防御力12500+3000


威光[一定時間行動不可]、重力下でのみ移動スピード2倍、装甲1,5倍、一式ボーナス+3000、変身



希望の対、絶望の象徴とした可能性の獣、黒獅子をモチーフとした兜。

真の姿を見た者は己に絶望するだろう。





黒獅子の鎧


防御力26500+3000


重力下でのみ魔法ダメージ半減、装甲2倍、一式ボーナス+3000、変身



希望の対、絶望の象徴とした可能性の獣、黒獅子をモチーフとした鎧。

真の姿を見た者は己に絶望するだろう。






靴 漆黒の翼



防御力15000


重力下でのみ降下ダメージ無効、物理ダメージ半減、SPEED500%上昇、ブースター




古代の七大遺産の一つ。この靴一つあればこの地上のあらゆる場所まで行ける。





武器の紹介は後日。





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