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効率厨がトリップしたようです。

ゆっくりしていってね!

「えぇ・・・とこれをこうして」



1LDKの8畳の部屋で一人の男がパソコンを操作しながらブツブツと呟いている。




「よし、出来た!完全量産自動拡大型プラント!」




この男がしているのは世界で有名な廃人ゲームマイマイクラフトというゲームである。




マイマイクラフトとは自分で自由に世界を創造し、発展させたりできるゲームである。それをこの男、三河幸作は廃人のごとくゲームをしていたのだ。




「さーて、やることもやったし、後は裏の世界に言って魔王でも殺して終わりか?」




魔王とはマイマイクラフトの一応ではあるがボスである。魔王は裏の世界というゲートを使って行くのだが、別に倒しても倒さなくても意味がないので放置するのが大半である。 






<・・・・・・>




「ん、何か今声が聞こえたような」






幸作は周りを見渡してみるが何もなかった。





「なんだ気のせ」





<あ、間違えた>






男の声が聞こえた瞬間、パソコンが光り出し幸作は姿が消えた。そして、今からちょうどやろうとしていたファンタジー系のゲームと一緒に消えた。


















「ここはどこだ?」




目を覚ましてみるとそこはいつもの部屋ではなかった。しかし、見慣れた場所ではあった。木製のドア、赤いベッド、制御パネル等。これはマイマイクラフトの幸作の最終拠点だった。幸作の最終拠点は説明するととてつもなく長いので一言で表すと「効率を求め過ぎたチートをこえたチート」である。




「マジでマイマイクラフトなのかよ」






幸作は木製のドアを開きアイテムの貯蔵庫である保管庫へと向かおうとしたところ一人のメイドが目の前に現れた。髪は銀髪、スタイルは平均的、年齢的には美少女か美女か悩みがたいところである。




「おはようございます、ご主人様。」





「あぁ、おはよう。って君だれ?!こんな美人、プラントにいた気がしないんだけど。」





確かに効率アップのため、見栄えをよくするたむにメイドは一人育てていたはずだけどこんなに美人ではなかった気がする。




「ご主人様、私はご主人様に三年前からずっとお仕えしているのですが先程の地震の衝撃で記憶に障害でも発生致しましたか?」





「ということはミラノなのか」




「はい」





ミラノ。彼女はダウンロードコンテンツのひとつでプログラムで設定すれば大抵のことはプレイヤーの代わりにやってくれるし、可愛いので人気がある。因みに設定的には奴隷として売られているところを買ったということになっているらしい。





「あぁ、だんだん思い出してきた。で、滅多に外部からの影響を受けない孤島であるこのプラントが影響を受けるということは何かあったのか?」






「はい。まず、ご主人様が三日前、地震とともに気を失ってから次の日に世界が崩壊しどこかに存在した世界と融合したようです。」





は?世界、崩壊!?融合?どういうことだ。




「ちょっと待て、世界が一度崩壊したってのに何故ここはそのままなんだ?」




「理由は不明ですがご主人様から10kmの範囲は無事なようです。」




「ってことは無事なのはこの孤島だけってことになるな」




そう、この孤島は大体5kmぐらいの広さでそこから先は広大な海であり、近くの陸でも50kmはある。だからこそ巨大プラントにちょうど良かったのだ。




「で、融合したことによって何か変わったのか?」









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