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鬼騒動!!  作者: 紅月
3/5

1日目 鬼が来た!!

引っ越し祝いにもらったお菓子が床に散乱していた。

せんべいやらクッキーやらチョコレートやら・・・

見て見ぬふりをしたくなる状況だった。

「誰が・・・」

やっぱり泥棒かなんかが入ってきたのだろう。

だとしたら、お菓子泥棒か?

なぜか笑えてくるww


ふと机に目をやると、小さな箱と手紙が置いてある

手紙を読むと、そこには信じがたいことが書いてあった


「今回はこの仕事に申し込んでいただいてありがとうございます。

 あるものを世話していただくのですが、そのあるものは、

 鬼の子供(・・・・)です。」


ハァ!?

思わず声が出てしまった。だって「鬼」の子供って・・・

文章には続きがあった。


「・・・おどろいたでしょwwでも本当です。

 鬼の子供を世話していただくんですが、とっても簡単な内容です^^

 節分のこと、そのときの鬼の役目を教えてあげるだけでいいんです。

 2月3日に実習のようなものをするので、それまでにお願いします。」


そりゃおどろくわ!詳しいことは書かれてないし・・・

そして箱の中には「節分何でも図鑑!!パート3!」が入っていた。

何で3やねん!!

関西人の血をもっていたらすぐツッコんでしまう

今は関東に住んでいるが。


それはさておき、その鬼の子供はいつ来るんだろう

てか、どうやって部屋に入った!!?ぜってー外から手紙おけねーじゃん!!

ツッコミはすぐ口から出る。

そのとき、

「ふふっ」

と小さな笑い声がした。


「おっさぁん、何さっきからぶつぶつ言ったり叫んだりしてんのぉ?」

「おっさんって・・・」

「あんただよぉ!わかんねーのか?孤独なおっさん!!」


かなりのショック・・・

まだ21なのに・・・孤独は認めるけど・・・

・・・今言ったの誰だ!?


バッ!!と声のほうを見ると

そこには小さな・・・といっても11、2歳の男の子がタンスの上にのっていた

ほこりだらけのはずなのに・・・


「んだよォ!!何つったってんのォ!?」

とか言いながら俺のポテチをバリボリ食っている

(お菓子泥棒の犯人はこいつか・・・)

まぁ、とにかくいろいろ情報を聞き出すか


「お前の名前は?」

「あぁん?名前ぇ?俺は キイ だ」

「ヘぇ、分かった。じゃあ降りて来い」

「なんの(じゃあ)?」

「いいから!」


トッ


やっと降りてきた・・・

「んだよォ」

「お前・・・ちっせww」

「なっ\\\\ざけんな!!!」

ほんとにキイは小さかった

150いくかいかないかぐらいだった

「まあ、それはさておき・・・」

俺はあの「節分何でも図鑑3」をキイに渡した

「これ、明日までに全部暗記しろよ!」

「・・・めんどっ」

「なんて?」

「やりますよォ、やりゃあいいんでしょ!!」


こんな素直に引き受けるとは思わなかった

鬼の子供だから暴れるかと思ったのに。

楽でいいか

「がんばれよっ!」

そう言って笑いながら頭を撫でてやった

「やっぱり鬼か」

キイの頭には角があった

2本の小さな角

キイの頭から手を放すと、「すたたたた」と駆け足で部屋の隅に行き図鑑を読み始めた

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