表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢tube断章、スカイ・エリアス編  作者: grow
断章 世直し新婚旅行編
45/51

第42話 紫雲東方帝国12




紫雲宮廷正門前。



クーデター勢力200名、盧婉蓉(ロ・エンニョ)率いる女官集団100名、

千人規模の帝都市民に四方から包囲され、

紫蘭華(シランカ)は玉座から引きずり出され、石畳に膝をついていた。


豪華な衣装は泥と血で汚れ、

完璧な女帝の仮面は完全に剥がれ落ちていた。



市民の人垣が割れて現れた蓮姫を見て、

初めて安堵の表情を浮かべる。



震える手で立ち上がり、

涙を流しながら娘に手を伸ばす。



「おぉ…蓮姫!! 無事であったか!!

母は心配したぞ…!

さぁ、早く母の元へ戻っておくれ!!

この愚民どもの中から出て、

私と共に玉座へ戻るのだ!!」




周囲が静まり返る中、蓮姫は冷たく首を振る。

幼い顔に、女帝の威厳が宿っていた。



蓮姫は静かに、だが鋭く、


「いいえ、母上。

妾はもう、母上の元には戻りません。」



紫蘭華(シランカ)の笑顔が凍りつく。


蓮姫は一歩踏み出し、声を張る。


「この目で見たんです、帝国の現実を。

帝都の路地裏で飢える男たち、

飯屋の雑用すら奪われた男たちの絶望。

女官たちの孤独、花嫁講座で怯える独身女たちの未来…


スカイの未来予測では、母上の統治が続けば

10年で男半分が餓死、20年で帝国崩壊。


そして盧玄清(ロ・ゲンセイ)師父の後悔…

兄である先代皇帝ワンの無道を見て見ぬふりし、

男尊女卑の罪を犯した過去と、妾への忠誠の誓い。

妾は全てを受け止めました。

母上の元には、二度と戻らないことをここに宣言します」



群衆から驚嘆の声が上がる。


紫蘭華(シランカ)の顔から血の気が引く。


紫蘭華(シランカ)は目を見開き、スカイと盧玄清(ロ・ゲンセイ)を指差し非難の矛先を向けた。



「貴様らぁぁああっ!!!

我が愛娘に何を吹き込んだぁぁあ!!?

蓮姫にそんな汚らしい現実をっ!

私の完璧な統治を汚す嘘をっ!!

この私から娘を奪う気かぁぁああっ!!?」



紫蘭華(シランカ)、髪を振り乱して絶叫。

唾が飛び、顔が紅潮する。



スカイは静かに前に出る。

解決屋の冷徹な眼光で紫蘭華(シランカ)を見据える。



紫蘭華(シランカ)、現実を見ろ。

お前の統治矛盾は明らかだ。

女尊男卑で男を排除。それから経済停滞、

男の国外逃亡、それに伴う労働力不足、

そして女の独身地獄。

お前の幸福数値は砂上の楼閣だ。

見てみろ、この結果を。


中央広場の虐殺、趙昇明(チャオ・ショウメイ)の処刑未遂、

盧婉蓉(ロ・エンニョ)の監禁、女官離反、そして民衆蜂起…

お前の歪みが全て表面化した。これが現実だ。

幸運にすがった統治が、自らを滅ぼしたんだよ。」



紫蘭華(シランカ)、反論しようと口を開くが言葉が出ない。




盧玄清(ロ・ゲンセイ)は重々しく


紫蘭華(シランカ)よ。今回のクーデターは

お前の傲慢が生み出したものだ。


ワンの無道を憎んだはずのお前が、同じ道を辿った。

忠臣の娘を人質にし、民の声を無視し、

実の娘すら道具のように扱う…

潔く皇帝の座を降りよ。これが最後の忠言だ」



クーデター勢力が一斉に声を上げる。


趙昇明(チャオ・ショウメイ)が吠える。


「3年間、男に飯屋の仕事すら与えなかった罪、償え!!」



姜烈峰(ジャン・リエンフォン)も怒りをぶつける。


「家族を飢えさせた暴君め!!報いを受けよ!!」



冤罪囚人は怨みを込める。


「濡れ衣で2年間も閉じ込めやがって!!」




民衆からも不満の声が、


「子供が飢えてるのに舞踏会だとぉ!?」


「私たちまで不幸よ!!」




紫蘭華(シランカ)は唇を噛みしめ、耳を塞ごうとする。



そして紫蘭華(シランカ)は女官にすがる。


「私が居なくなったら女共の自由は潰えるぞ!!

男共の支配が再び始まる!!

お前達はそれで良いのか!?」




盧婉蓉(ロ・エンニョ)が静かに前に出る。


紫蘭華(シランカ)様…

今の貴女のお姿こそ、統治の歪みそのものです。

異を唱える者を関係者含めて見境なく捕らえ、

声を封じる…私が監禁されたように。


このまま貴女の時代が続けば、

女たちの自由さえ脅かされます。

先代皇帝ワンの恐怖政治より酷い。

私たち女官が最初に被害を受けるのです」



女官たちが不安げに頷き合う。


「確かに…私たちの家族もいつ人質に…」


「もう限界です…」




女官たちに拒絶された紫蘭華(シランカ)発狂し叫ぶ。


「なぜだっ!? なぜ私が否定される!?

ワンの恐怖政治を打ち壊し、

民に幸福をもたらした私の幸福数値がどうして…

私はっ!! 何も間違っていない!!!」




エリアスはついにキレて前に出る。


「いい加減にしなさい!!!」


女王の威厳を纏い、紫蘭華(シランカ)を指差す。


「貴女は帝国を『作った』んじゃない!!

ただ自分に転がってきた幸運に縋り付いただけよ!!!

ワンの死後の混乱、民の感謝、幸福数値の上昇…

それに溺れて好き勝手にやっただけ!!

そんな歪んだ国が長く続くはずがない!!

その歪みは必ず自分に襲いかかってくる!!

今の民をこの目でよく見てみなさい!!!」



そこには、帝都市民が怒号の嵐を起こしていた。


「仕事を返せ!!」


「家族が飢えてる!!」


「女帝辞めろ!!」


「蓮姫様万歳!!」



全てから拒絶された紫蘭華(シランカ)

最後に蓮姫を見る。絶叫し涙を流しながら、


「お前は母を見捨てるのかっ!!!

お前に与えた自由を何だと思ってるんだ!!!

お前みたいな幼子にこの国の何がわかる!!!

その小さい手で紫雲東方帝国を治められると本気で思ってるのか!?思い上がりも甚だしい!!!」



蓮姫、母の形相にビクッと体を震わせる。

だが蓮姫の後ろにスカイとエリアス、

両隣に盧玄清(ロ・ゲンセイ)盧婉蓉(ロ・エンニョ)が立つ。



盧玄清(ロ・ゲンセイ)は雷鳴の如く、


「蓮姫は一人ではない!!

我らが支え、御守りする!!

お前達毒親の二の舞には決してさせん!!

自分の娘を侮るな!!!」



盧婉蓉(ロ・エンニョ)は涙を堪え、


「私達女官も蓮姫様を支えます。

自由に溺れていた責任は私達にも。

民と国を想う蓮姫様なら、

貴女様とは違う形で国を

良く導いてくださるでしょう」



2人の言葉に励まされ、蓮姫は母親を強い目で見つめる。そして声には威厳に溢れていた。


「母上、貴女を幽閉する。身柄を抑えなさい。」


姜烈峰(ジャン・リエンフォン)趙昇明(チャオ・ショウメイ)が頷きあって、

即座に紫蘭華(シランカ)の両腕を押さえ込む。



紫蘭華(シランカ)は泣きわめいて、


「離せ!! 私は間違ってない!!

私の統治は完璧だった!!

幸福数値が証明してる!! 蓮姫ぇ゙ぇ゙!!」



蓮姫は静かに、そして憐れむように、


「時間はあります、母上。

自分の何がいけなかったのか、

ちゃんと向き合ってください。」


紫蘭華(シランカ)は娘の憐れみの目に

初めて何かを察し、抵抗が弱まる。

その姿は見る見る小さくなっていく。



民衆から大歓声が上がった。


「蓮姫様万歳!! 新時代だ!!」



こうして3年に及んだ紫蘭華(シランカ)の独裁に、

終止符が打たれた――




紫蘭華(シランカ)の幽閉が完了し、

帝都全域を揺るがす大歓声の中、


蓮姫は重臣たちと緊急で臨時政権会議を開くことを宣言した。


蓮姫は民衆に向かい、拡声魔法で声を張り上げ、


「皆の支えで母上の暴政は終わりを迎えました!

しかし妾はまだ10歳、成人の15歳までの間、

暫定政権として国政を委ねます!



盧玄清(ロ・ゲンセイ)殿を宰相に、盧婉蓉(ロ・エンニョ)殿を官房長官に任命いたします!

男女平等の新時代を共に築きましょう!!」




民衆からは割れんばかりの歓声が起こった。



「蓮姫様万歳!!」


盧玄清(ロ・ゲンセイ)宰相!!」


盧婉蓉(ロ・エンニョ)官房長官!!」



盧玄清(ロ・ゲンセイ)は深く一礼。落ち着いた声で、


「老臣、命に代えても蓮姫様をお守りいたします。

紫蘭華(シランカ)時代の過ちを繰り返さぬよう、

全身全霊で尽くします!」



盧婉蓉(ロ・エンニョ)も決意の表情で、


「女性代表として、民の声を届け、

能力ある女性の道を開きます!」



群衆の拍手が鳴り止まぬ中、

新政権が正式に発足した。



紫雲宮廷・政務室



数日後、盧玄清(ロ・ゲンセイ)盧婉蓉(ロ・エンニョ)が直ちに、

紫蘭華(シランカ)統治の修正に着手する。  


帝都各地で感動の再会が続いた。



市場通りでは、離れ離れだった夫婦が抱き合う。



夫が涙を流し、


「妻よ…!生きててくれてありがとう…!」



妻も泣き崩れ、


「あなたも…よく無事で…!」





貧民街では、帰還した息子に母親がしがみつく。



母親は嗚咽を漏らす。


「息子よ…!母ちゃん、もう二度と離さんからね…!」



息子も母親を抱きしめ、


「母ちゃん、ごめん…心配かけた…。」




3年間の紫蘭華(シランカ)統治の影響で、

多くの男性たちが、家族の女性たちに深く頭を下げる。



男性は妻に土下座。


「本当に…すまなかった。お前の苦労を何も省みず、

飯屋の雑用すら奪われて文句ばかり言ってた。

これからはお前の考えをちゃんと理解して共に歩むよ。心に誓う!」




男性の妻も涙を拭い、


「私も…浮き足立ってた。許してくれてありがとう」




別の男性も母や姉妹に、


「母ちゃん、姉貴、妹…俺が鈍感で悪かった。

お前らの我慢に気づかなくて…

これからはちゃんと支えるよ、絶対に!」





女性たちも自省の言葉を口にする。



女性は夫に、


「私も悪かったね…3年間の自由に浮き足立って、

家族のことなんか忘れて、

舞踏会にうつつ抜かしてた。やり直させて」



別の女性も家族に謝罪する。


「本当にごめんなさい!!

男なんかいなくていいなんて言ってしまって…。

楽して手に入れた自由に現を抜かして、

何やってたんだろう…私…」



そして意外な事実が明らかに。



盧玄清(ロ・ゲンセイ)は、報告書を読み上げ、


「ふむ、紫蘭華(シランカ)時代に女性から強制された仕事が、

実は適性があったと答える男性が全体の2割を占めている。


『意外と向いてた』、『この仕事が好きだ』と

残留希望者が多数です。」



調査員が報告する。


「元雑用係の男が、実は料理の才能に目覚めたとか、

掃除が得意で清掃職を希望する者も…」   




一方、女性集会で不安の声も。

女性達が震え声で、



「王ワンの男尊女卑が再来したらどうするの…?」


「せっかくの自由がまた失われる…!」


「また男に怯えて暮らすの…?」




しかし、盧婉蓉(ロ・エンニョ)は女性達に堂々と、


「ご安心ください!

この3年で有能な女性をリストアップ済みです。

医術師、行政官、教師、商人…

身分問わず能力に応じた地位に配置します!

父・盧玄清(ロ・ゲンセイ)とは調整済みです。

女性の権利は私が守ります!」



女性たちから拍手が起きた。



女性は感涙。


盧婉蓉(ロ・エンニョ)様…!ありがとうございます!」





盧玄清(ロ・ゲンセイ)は帝国中に布告した。


「帝都から地方まで目安箱を設置します!

『職業差別なく男女尊重』の声、政策への

ご意見、全て受け止めます!」




初日で目安箱は提案で溢れた。



「息子に仕立て職を希望させて。」


「娘の教師適性を評価してほしい。」


「夫婦で共同経営を許可して。」




政務室・改革初週の夜。


盧玄清(ロ・ゲンセイ)は疲れ果てた顔で、


「ふぅ…家族再会、職業再配置、

女性登用に目安箱…

一週間でここまで進むとは。

新時代、本当に始まったな。」


しかし彼は笑っていた。





盧婉蓉(ロ・エンニョ)も微笑み、


「父上のおかげです。

そして…スカイ殿とエリアス陛下の功績ですね。」



蓮姫も決意の目。


「明日から、妾も現場視察に行きます。

ただ任せるのではなく、妾も皆の為に国政を

理解して学びます!」



こうして真に職業差別無く、

男女が尊重し合える新時代が始まった――







改革開始1週間後、



盧玄清(ロ・ゲンセイ)盧婉蓉(ロ・エンニョ)が改革を進める中、


スカイとエリアスが新提案を持ち込む。


スカイは地図と提案書を広げ、


盧玄清(ロ・ゲンセイ)殿、紫蘭華(シランカ)時代に

オレが起ち上げた『花嫁講座』に対抗して、

これを提案したい。名付けて『紳士講座』だ。」



盧玄清(ロ・ゲンセイ)は興味深く、


「ほう、紳士講座? どのような内容だ?」




スカイは熱く説明した。


「武術を極めた武人だけじゃ、

女性から愛想つかされるぜ。



女性心理理解として、

「妻が怒った時どうする?」



家庭内コミュニケーションでは、

「女性の愚痴を聞いてあげる技術」



レディーファーストの実践なら、

「荷物持つ? 寒くない?」



これをもって、文武両道の男性像の

「強さ+優しさ」を両立させる。


目的は、『女性が理想とする旦那像の男性』を育てることだ!」




スカイの提案に盧婉蓉(ロ・エンニョ)は、目を輝かせた。


「それは素晴らしい!

花嫁講座が女性の家庭への心構えを助長するなら、

紳士講座は男性の魅力を引き上げ、

結婚率向上に繋がります!」



この提案により、

試験的に紳士講座が開講された。


紳士講座第1期開講式会場は満員御礼。



未婚男性や紫蘭華シランカ時代に痛い目を見た既婚男性で溢れる。



受講生A(30歳未婚)


「妻候補に『武人すぎ』って振られた…

女心を学びてえ!」





受講生B(既婚・姜烈峰(ジャン・リエンフォン)の弟):


「姉貴に『オラオラ系は嫌い』って…

兄貴の武人スタイルから卒業したい!」




スカイが実演する。


「妻が疲れて帰宅したら…

『おかえり、疲れたろ? 肩揉むぞ』ってな!

あとは妻の代わりに家事を率先してやれば完璧だっ!」



受講生一同は感嘆する。


「おおお!!」


「そうだったのか!!」


「次からは俺もやるぞ!!」






一方、花嫁講座は継続され、そこには

エリアスが特別講師として招かれた。



エリアスはスカイとの新婚経験から、


「花嫁講座に『パートナーシップ』を追加します!

スカイとの生活で学んだことよ!」



エリアスは夫の愚痴も聞く姿勢、

家事分担の提案や夫婦の夢を共有など、

実体験を通じた事を伝えた。




女官達は感激した。


「エリアス様! うちの夫、

今、紳士講座を受講中です!

夫婦で学び合えるなんて夢みたい!」



紫蘭華シランカ時代の『女優位』

じゃなく、真の対等が築けそう!」





1ヶ月後、結果がまとめられた資料を持って、

盧婉蓉(ロ・エンニョ)盧玄清(ロ・ゲンセイ)に報告した。




「紳士講座修了生の結婚率が3割向上!

出生率も1割強アップ、離婚率激減です!」




男性受講生は妻と腕を組み、


「講座で学んだ『おかえり肩揉み』で妻に感謝されて…

今じゃ毎晩花嫁みたいに迎えてくれるぜ!」



妻も笑顔で、


「あなた優しくなったわ。

私もパートナーシップ講座で成長したもの!」



一方蓮姫は「ただ任せる」ではなく、

自ら学びの旅に出る。

盧玄清(ロ・ゲンセイ)の後に付き添い、

職業再配置の現場視察に出向いた。




【港湾労働現場】


蓮姫は元雑用係の男性に、


「そこのお主、この荷役作業はどうじゃ?

紫蘭華(シランカ)時代は嫌々だったかの?」



男性は汗を拭い笑顔で答えた。


「いえ、姫様! 最初は強制だったんですが、

意外と体が覚えて『これが俺の仕事だ!』って思えるようになりました。

希望聞いてくれて感謝です!」





目安箱集計室視察【政務室】



蓮姫は盧婉蓉(ロ・エンニョ)に質問していた。


「この女性の声、どう反映するのかの?


『娘を教師に』、『姉の医術師登用希望』


が多いようじゃが?」



盧婉蓉(ロ・エンニョ)は微笑んで答える。


「はい、姫様。

直ちに試験を実施、能力に応じ登用します。

目安箱のおかげで、民の声が政策に直結していますわ。」



紳士講座会場視察【中央学院】



蓮姫は受講生に直撃した。


「お主、なぜ紳士講座を?」



男性は照れ笑いしながら


「妻に『武人すぎ、優しくなれ』って言われて…

今日の課題『夕飯後の皿洗い実演』楽しみです!」



蓮姫は微笑、


「ふふ、良き旦那様じゃの。私もいつか…スカイと…」


スカイは横で苦笑。


「姫、まだ10歳だぞ…(汗)

つか、まだ諦めてないのかよ…」




男女尊重社会政務室



改革の総合結果をまとめた盧玄清(ロ・ゲンセイ)は、

蓮姫に報告した。報告書を読み上げ、


「職業再配置9割完了、女性登用2割強増、

紳士・花嫁講座修了生は計1万人、結婚率3割向上…

職業差別無く男女が尊重し合える時代、

確実に始まりましたな。」



盧婉蓉(ロ・エンニョ)は誇らしげに、


「スカイ殿とエリアス陛下の功績です。

彼らの旅立ちの日も近づきましたね。」



蓮姫も決意の瞳で、


「明日からまた視察じゃ。妾も成長して、

15歳の成人の儀に間に合わせてみせる!」



松明の光が、新政権の未来を優しく照らす――









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ