表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/12

第十一話 後先考えずにやると後悔します

 「お待たせいたしました、二次選考が始まりますので順にお呼びいたします」


 「お、ようやく始まるみたいだな」


 手紙に書いてあった時刻きっかりにスタッフらしき人が部屋に入ってきて、応募者を何人か連れて行った。




 それから数十分ほど経って、僕と瑠菜さんが一緒に呼ばれ、他数人と面接をする部屋の前まで来た。 僕は五番目だけど、瑠菜さんは一番手らしい。


 「結果がどうであれ、お互いベストを尽くそうな!」


 「はい!」


 瑠菜さんはそういうと、部屋の中に入っていった。


 「......」


 (随分元気のよい娘だったな)


 「だね、ていうか急に話すじゃん」


 (話を邪魔されたくないだろうと思ってな)


 (それで、緊張はほぐれたか?)


 「まぁ......たぶん?」


 (それならいい)


 それだけ言うとマオはまた黙ってしまった。


 「......暇だし、面接で言うことのおさらいでもしておこ」


 それからどれぐらいたったか、何か遠くから声が聞こえる。


 「......さん......部さん......真部さん?」


 「う~ん......?」


 「次は真部さんですよ」


 しまった、いつの間にか寝ちゃってたみたい......、スタッフの人が起こしてくれてよかった。


 「すいません今行きます」


 寝起きで頭がはっきりしないまま、扉をノックした。


 「どうぞ」


 「失礼します」


 返事が返ってきたので扉を開け、お辞儀をして中に用意されていた椅子の隣に立つ。


 「どうぞお座りください」


 「失礼します......」


 三人の審査官がいて、そのうち真ん中に座っていた男の人が口を開いた。


 「それではよろしくお願いします」


 「お願いします」


 「お名前は?」


 「真部真央です」


 「今回の応募はどのように知られましたか?」


 「は、はい、ネットのホームページで知りました」


 「そうですか、わかりました」


 ここまでは順調だね。 このままうまくいってくれれば......。


 「では志望動機についてなんですけど、真部さんに送っていただいた志望動機の内容についてお聞きしたいのですが......」


 あ、終わった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ