2 とりあえず交流してみた
とりあえず投稿操作の確認のため適当に執筆中。
続きは期待しないでくだしあ。
「私の名前はエリス。エリス・クルランティアだよ」
おう。俺は・・・ワンド君。名付けられちゃったからワンド君だ。
「杖に魔力を溜めるので肌身離さずに持ち歩くんじゃぞ」
「はい、お爺様」
なるほど、魔力を溜めるんで魔力タンクなんだな・・・
杖に貯まった魔力でないと魔法が使えないんだろうか?
などと推測してみる。
「魔力が溜まったら待望の魔法の実習をはじめるぞ」
「わーい!楽しみー」
だいたいあってるっぽい?
魔法か・・・どんな感じなのかな。
ドカーンとかズバーンとか派手なのかな?
期待に胸が膨らむ。
「とりあえず今日の所はここまで。夕飯まで部屋に戻ってなさい」
「はーい」
返事をするとエリスは俺を握りしめて部屋から出た。
エリスは6、7歳くらいだろうか?
茶髪をポニーテールにまとめていて、少々眉毛の自己主張が大きい感じ。
痩せすぎにも太りすぎにも見えない、健康そうな体つきだ。
そこから逆算すると俺のサイズは30cmほどだろうか?
木製っぽくて頭に宝石のようなものが付いている杖のようだ。
「ワンド君はどんな杖なのかな?えーと・・・たしか・・・」
「そうだ![性能開示]!」
ピコーン[性能を開示します]
「なになに・・・魔力タンクが最高521で・・・属性は無属性っと」
属性は無 じゃなくて無属性だったのね。
「スキルは・・・魔術補助と・・・形状変化?これってレアだよね?」
形状変化はレアらしい。
「どんな形に変えられるのかな・・・むむむ・・・やっぱり変え方わからないや」
まあそんなに嘆くなエリスたん。そのうちわかるさ・・・たぶん。
「・・・なんか杖に慰められてる気がする・・・まあ気のせいかな」
気のせい扱いされましたー。でもある程度は意思が伝わっているのかしらん。
「とうちゃーく!ここが私の部屋です!」
着いたらしい。
おぉう、女の子の部屋っぽい。
ピンク色メインなカーテンやらベッドやらに、可愛いぬいぐるみも何匹か。
後は机や本棚があって勉強している雰囲気もある。
「くま君、うさぎ君、ねこ君、新しいお友達だよ、仲良くね」
この子、自分のもそうだったけどネーミングセンスがそのまますぎないかな。