第3話 穏やかな日常の終わり 前編
どうもこんにちは 出来損ないのデミゴッドです。最近Twitterを始めました。上記の名前で検索して頂ければヒットすると思います。まだまだ下手くそですが、頑張ります。
弓弦さんを連れ、スーパーから歩くこと約15分、ようやく我が家に着いた。
ちなみに我が家はこじんまりとしたごく普通の2階建て家屋といった感じだ。
僕は夕飯の食材がぎっしり入った買い物袋を下に置き玄関のドアを開け家の中へと入る。
弓弦さんをリビングに案内したところで奥からトテトテと階段を降りる音が聞こえる...どうやら妹が2階から降りて来たみたいだ。
剣崎天音...短く結んだツインテールが似合う僕よりもしっかりしてそう(実際そうである)な2つ下の妹であり、僕にとって唯一の家族でもある。
「お兄ちゃんお帰りなさいえっと...その人は? もっもしかして彼女⁉︎ 」
「そっそんなんじゃないよ!彼女はクラスメイトの弓弦さん。買い物に付き合って貰ったお礼に夕飯をごちそうしようと思って連れて来たんだ。」
「初めましてよろしくね! 天音ちゃん。」
「こっこちらこそ!よろしくお願いします。」
「二人はリビングでまってて直ぐに夕飯の支度するから!」
夕飯はカレーということでシンプルな食材ばかりなので直ぐに出来上がった。
三人で食事を終えた後、片付けを妹に頼み僕は弓弦さんを家まで送ることにした。
まさか、その帰りにあの悪夢が現実になることをその時の僕はまだ知らない。
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