旅立ちの・・・
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その後、なんだかんだとすったもんだして決まった加護は、女神像での復活。死んでも、その場ではなく最後に祈りを捧げた女神像前に転移、復活するというものだ。
だけど少し問題があって、復活のための力は空間や体内に蓄積された魔力を使えば簡単らしいんだけれど、女神像前への転移のための力は空間に漂う微細な魔力では足らないらしく、その為には魔物体内にある魔核が必要になるらしい。
魔核とは、魔物の存在の源で、人間でいうところの心臓にあたるところにある。その魔力を一定以上集めて、転移の力にしなければならない。つまり、戦いで死んでもいいように、魔物を倒して生き返る力を溜めねくてはならない。・・・ヘビーだべ。
『では勇者よ、この聖なる棒を授けます。この棒に魔核の力を蓄えるのです』
・・・何故棒?
『この棒は大切な棒、片時も離さないよう呪いをかけておきました。帰還のときまでけしてその身から離れることはないでしょう』
おいこらまて!
『勇者よお行きなさい、邪神の眷属を倒すのです』
せめて棒じゃなくて指輪とかもっと小さなものに・・・
次回から本編