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夏生詩集2

秀でた人に

作者: 夏生

わたしは特別な人間ではない

秀でた人にまかせよう

秀でた人についていこう


秀でた人は間違えない

秀でた人を信じよう

秀でた人は裏切らない

秀でた人には特別な力がある


秀でた人がいなくなってしまったら

考えるだけおそろしい

ここは終わってしまうだろう


そんな考え、捨てちまえ!


自分の足で立たぬ者が

自分の目で見ぬ者が

自分の耳で聞かぬ者が

自分の手で触れぬ者が


自分の心から動かぬ者が

秀でた、たった一人に

乗っかって

楽を企んで易々と

やっていこうと

何になる

何もなりはしない


ひとりひとりが特別なのだ

秀でた人もたった一人では

何もできない


私にできることは何か

できることを精一杯やっていく

秀でようがいまいが

関係なく


考えて考えて心で動いて

悩んでぶつかって

倒れて立ち上がって

見えたものを

私は信じる


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― 新着の感想 ―
[一言] 社会の欠点ですね。 誰かを頼るということは 結局は組織の腐敗を招いて 多くの人を不幸にすると思います。
2014/02/13 21:09 退会済み
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